現状を受け入れた先に新しい世界が待っていると思うわけ

私がいつも楽しみにしているブログ「夕ごと日記」。ブログを書いているお雪さんは、私よりも少し年上です。

最近の記事は、お雪さんのご主人が帯状疱疹を原因とする顔面神経麻痺となってしまったことにまつわるものが多くなっています。

一番目につく顔の変化だけに、戸惑うお雪さんとご主人の様子を見ていたら(実際には読んでいたら)、若かったときの父と母を思い出しました。

父の変化

私が中学生のとき、父は脳出血の発作で倒れ、回復した後には、右半身の麻痺と言語障害が残りました。49歳だった父はそれまでは、現役の会社員だったのです。

あまりの変わり様に父はただ涙を流すばかりでしたが、母もまた父の変わり様をなかなか受け入れられなかったのでしょう。

何度も「お父さんが元気な姿で玄関から入って来る夢を見た」と言っていました。夢の中では、とても嬉しかったそうですが、目が覚めたときの絶望ははかりしれないものだったと思います。

私も最初は父の変化に戸惑いました。もともと仕事人間だった父に親しみがなかったのもありますが、どんな顔をして父の前に出れば良いのかわからなかったのです。

受け入れるということを知ったのは父のおかげ

結局、いつ父を受け入れたのか、よくわかりません。気がついたら、父の麻痺した手足やよく回らない口ぶりなどが、私たち家族にとって当然のことになっていました。

それでもみんな平然としていられるようになったのです。多分、父のことを見ても何とも思わなくなったときに、受け入れたのだと思います。

そのことに気付いたとき、私はすでに成人していましたから、父が倒れてから10年近く科かかっていたのかもしれません。まあ、これは私の思いであり、妻であった母には別の思いがあったのかもしれません。

きっとお雪さんとご主人も今の状況を受け入れて、新しい道を進んでいかれるのだと思います。顔面神経麻痺は、良くなる方が多いという印象です。私の親戚も鍼治療を受け、数カ月でほとんど以前と変わらなくなりました。

来年の今頃は、今の状況を懐かしく振り返れることを私もお祈りしています。

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