震災の報道に思う・水や電気と同じくらい大切な薬!切らさないようにする方法を考えたい

薬 備蓄 健康

連日、能登半島の地震被害報道を目にして、いろいろと考えさせられています。水や電気だけでなく、持病の薬がなくなって困っている人が被災地には大勢いるそうです。

私が見た報道では、お年寄りが「後4日分しか薬がありません」と力なくつぶやき、体を横たえていました。平常時ならきちんと通院していれば薬が切れることはありません。

私も薬がなくなって困った経験が…

私も毎日甲状腺ホルモン剤を服用しているため、他人事とは思えません。普段から薬を服用している人でも、薬が切れてしまったときのことなど考えないのではないでしょうか。しかし、人間には何が起こるかわかりません。

私は昨年は2回も薬を切らしてしまいました。最初は家族でコロナに感染したためです。自分は回復しましたが、私の後に娘が感染。娘が感染してから10日間は、医療機関に出入りしてはいけないと言われました。思わぬ足止めを食ったため、手持ちの薬をすべて飲みきってしまったのです。

夫が定年退職をしたことで、会社に保険証を返却したとき、新しい保険証が手元に来たら薬をもらいに行こうと思っていました。しかし、予想以上に保険証が手元に来なかったため、このときも薬がなくなってしまいました。

2回とも1週間以上は薬を飲めませんでした。1回目のときは数値に異常は表れなかったのですが、2回目のときは血液検査の数値にはっきりと影響が表れました。数値が治療を始める前に逆戻りしてしまったのです。

私は薬を飲まないとすぐに命の危機にさらされるわけではありませんが、それでも症状の悪化を感じました。ましてや薬を飲まないと生命に影響が出る人は、もうすぐ薬が切れると思っただけでもストレスを感じるはずです。

薬の備蓄を考えたい

私の場合は自分の問題で薬を手に入れることができませんでした。自分の問題が解消すればすぐにでも、薬が手に入ったのですが、災害時はそうはいかないでしょう。普段から薬の備蓄を考えた方が良いのではないでしょうか。

常に10日分くらいの余裕があるように、薬を処方できれば良いと思いますが、まだ、数日分薬はあるけれど通院するというふうに、まずは自分で余裕を持って通院するようにすれば良いでしょう。

現在私が通院している医院では、最大30日分の薬を処方してくれますが、年末年始にかかる時期など、調剤薬局から医師に要求すると10日分くらいは余計に処方してくれます。もし、薬の数に余裕がないと思えば、このような方法で薬を多く手に入れれば良いのではないでしょうか。

医師の方でも「薬の数に余裕はありますか?あまりギリギリにならないように通院してくださいね」などと声掛けをするようにして欲しいです。

たとえ被災地であっても、早くいつもの薬を飲んで安心して生活できるように願ってやみません。水や電気が優先されるのはわかりますが、病を持つ人にとっては薬も大切です。

飲んでいる本人だけではなく、それを処方する医師も、患者がいかなるときも薬が飲めるような方法を考えて欲しいものです。

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