白髪染めを辞めてからもう1年半以上が経ちました。
もう自分の髪の毛が白かろうと黒かろうと気になりません。ただ、同じ自分の頭に生えている毛であっても、黒髪と白髪ではずいぶん性質が違うことがよくわかりました。
白髪はあなどれない
白髪はただ色が白い毛ではなく、本当に扱いにくいです。私の黒髪の方も、それほど素直な性質ではなく、よく梅雨時にはイライラさせられていました。白髪の扱いにくさはそれ以上ですから、本当にどうしようもありません。
今もかなり髪の毛が膨らんだ状態です。これは引きこもりの次女にも「すごい髪の毛!なんか、大変だね~」と指摘されたくらいです。
かと言って縮毛矯正をする気持ちにもなれません。せっかく白髪染めをやめたのに、今更また自分の髪の毛に薬剤をたっぷりと塗りつけるのは遠慮したいです。大体、白髪というのは黒い色素がない分、中がスカスカの状態だといいます。
そこに薬剤を使うのは何だかかわいそうな気もします。私は骨粗しょう症で骨がスカスカにすが入っている状態です。これを治療こそすれ、それ以上痛めつけようとは思いません。髪の毛だってスカスカだと言われれば、それ以上痛めつける気持ちにはなれないのです。
白髪のために買ったものは?
それで久しぶりに髪の毛につけるものを変えてみました。今まではベタベタするのが嫌で、ヘアオイル一辺倒でしたが、もっと外側から油分を与えて抑えたらどうだろう、と思ったのです。
本当に数十年ぶりにヘアクリームを買いました。私が選んだのはあんず油が配合されていて、髪の毛だけでなく手にもつけられるというものです。いつも髪になにかつけると、手を洗わなくてはいけないのが面倒でしたが、これなら料理などをしない限りは手にこすりつけて終わりにできます。
効果はあるような、ないような…まあ、明らかに何もつけないよりはマシです。シャンプーの後につけただけでは、朝再び髪の毛が膨らみきってしまうため、もう1回つけたりしています。
ちょっと前まで自分が朝晩ヘアクリームをつけても平気になるとは思いもしませんでした。それだけ年を重ねて油分がなくなっているんだな~、と感じてしみじみしています。
決して高価なものではないけれど、思いやりの心だけは髪の毛に届くと良いな~と思っています。何とかちょっと収まってくれ…