連日の猛暑で少々疲れ気味という人は多いのではないでしょうか。私もその一人です。暑さでも疲れるのですが、一昨年コロナに感染してからは疲れると喉がイガイガして咳が出るようになりました。
まずは自分のことを考える次女
一昨日も買い物に行っただけですが、帰ってきてから咳が出るので、側にいた引きこもりの次女に「喉がイガイガして咳が出るんだ」と言いました。
次女はすぐさま「え？大丈夫？」と言いましたが、その後にこんなことを言うのです。
パパとママが寝込んだら、私のいる場所がなくなっちゃう。私はどうしたらいいの～？
現在次女の部屋のエアコンの調子が悪いため、昼ごろから午後3時過ぎるまでは私と夫の寝室（エアコンが比較的新しい）を次女が使っています。それが使えないと困ると言うのです。
別にエアコンなら1階のリビング（正確にはリビング・ダイニング・キッチンです。1人でくつろぐための部屋は我が家の1階にはありません）にもついています。
私と夫が同時に寝込むなど、かなりイレギュラーな出来事ですから、そんなときくらいは次女がリビングにいても良いはずだと、私は思ったのです。次女ははっきりと「そんなことできるわけないじゃん！ずっとリビングにいなきゃいけないなんて、私には耐えられない」と言いました。
次女のことばかり優先していられない
確かにみんなと一緒にリビングでくつろげる人間なら、引きこもりにはなっていなかったのかもしれません。ただ、我が家には非常事態に際して、次女が不愉快な思いをしないようにできるだけの余裕がありません。
本当はすぐに次女の部屋のエアコンを取り替え、遮光遮熱のブラインドを取り付けてやるべきなのかもしれませんが、他に優先すべきことがあってなかなか実現しないのです。外壁塗装だって、かなり費用がかかりますが、我が家に住み続ける以上は、避けては通れないことです。
私や夫が亡くなった後、娘たちが外壁塗装をするとは思えません。だからせめて今のうちにやっておこうとしているのです。それに私には文句があるなら、次女が自分で何とかすれば良いと思っているフシもあります。
もう、次女は28歳なのです。これから先、どうすれば良いのかを自分で考えられる年齢です。今、次女はしょっちゅう体の不調を訴えていますが、それだって診察を受けても病名もつきません。
私には次女が現実から逃げているだけのように見えて仕方がありません。
親がそんなにやってあげられない
暑くて居場所がないなら、リビングに来れば良いこと、それ以上のことはできないこと、文句を言われても面倒見きれないことを次女に伝えると、また次女はすっと視線を外し、自分の世界に閉じこもってしまいました。
リビングに来てみんなと一緒にいるくらいなら、自分の部屋で暑いのを我慢する方がマシだそうです。私は黙って頷くことしかできませんでした。『ああ、そうですか』という気持ちです。それでは地震や火事が起きたとき、次女はどうするつもりなのでしょうか。
まあ、私と夫が寝込むという、起こってもいないことから話が発展して、次女も私も腹を立ててしまいました。何だかバカバカしいですね。バカバカしいけど、次女の内面に触れたようで、薄ら寒い気持ちになっています。
よろしくお願いします。
