三つ子の魂とは言うけれど…長女が生まれて初めて嫌な思いをした大人とは?話を聞いてびっくり!

幼稚園 長女

長女は来月32歳になります。幼稚園に通っていたのはもう30年近く前のことになるわけですが、先日ひょんなことから幼稚園の先生の話になりました。

担任だった先生は優しくていい人ばかりだったけど、嫌だな~と思った人もいたよ。

こんなことを言うのです。幼稚園に通っていたときに先生が嫌だとは聞いたことがなかったので、ちょっと驚いてどんな人だったのかと聞いてみました。

長女が先生のことを

すると自分の気に入った子にはとことん優しいが、そうでない子には冷たい人がいたと言います。お気に入りの子がサラサラのキレイな髪の毛をしていたため、先生は手の込んだ編み込みにしてあげていたそうです。

そうして、それをたまたま側で見ていた長女に対して「あなたの髪の毛はボウボウだからダメね」と言ったのだとか…(確かに長女の髪の毛はくせ毛です)。言葉だけを見るとそれほどひどいとは思われないかもしれません。

しかし、長女は幼心にもはっきりと『ああ、この人は私のことは好きじゃないんだな』と感じたといいます。そうして、生まれて初めて投げかけられた差別的な言葉だったとも。

実は評判の悪い先生だった

実はその先生、次女の在園中もかなり保護者には評判が悪くて、私もいろいろな話を聞きました。給食を残す子には特に厳しく、無理に人参を口に入れられた子がいたと聞いたときには、『先生が担任になったら、どうしよう…次女は幼稚園に行かなくなるかも』と思い悩んだものでした。

人参を口に入れられた子は、吐き出すと怒られるし、かと言って飲み込むこともできなかったのでしょう。自宅に帰ってきても一言も喋らず、口を閉じたままだったそうです。

おかしいと思った保護者が口を開けさせたときには、まだ人参があったというから驚きです(給食から3時間は経過していたはず)。ただ、まさか長女もそんなに嫌な思いをしていたとは…

気づいてあげられなくて、かわいそうなことをしたな…と思いましたが、今となってはどうしようもありません。人が成人したとき、普通は幼稚園のときの記憶などは、あまりないのではないでしょうか。それをこれほどはっきりと覚えているのは、よほど嫌だったのだと思います。

先生はワクチンになった?

ただ、嫌な思いをしないで一生を終える人などこの世にはいないはずです。どうせ嫌な思いをするなら、その初めてが幼稚園の先生(しかも担任ではない)でまだ良かったのかもしれません。

嫌な思いをしないに越したことはありませんが、その先生は自分の職業への責任感は強かったようで、嫌だと言ってもたかが知れている感じがありました。感じが良くても無責任と思われる先生(長女が帰りのバスに乗れないことがあった)もいたので、それよりはよほどマシだと思ったのです。

実際に、その先生の言動から、長女は人に対しては注意深くなったと思われます。先生は長女にとって、ワクチンのような効果があったのでしょう。しかし、ひどい副反応などが出なくて本当に良かったです。

まあ、相性もあるよね

当時、20代後半と思われた先生。現在はどうしていらっしゃるでしょうか。まだ幼児教育に携わっておられるのでしょうか。

先生のお気に入りだったサラサラの髪の毛の女の子は、我が家のご近所さんでしたが、まあ、私とは相性が悪かったです。

とにかく毎日我が家に遊びに来ようとする、遊びに来ると好きなだけ散らかして、片付けずに帰ろうとする…とにかく手を焼いていました。ただ、口は達者で、話す内容もはっきりしていて、大人受けの良い子だったのかもしれません。

大人と子どもでも人間と人間であることに変わりはありません。やはり相性というものがあるのでしょう。長女はちょっと何を考えているかわかりにくい子だったのかも…何事もはっきりさせたい人には受けが悪かったかもね、と思います。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 にほんブログ村 主婦日記ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 主婦日記ブログ 子育て終了主婦へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました