先日、自治会の役員仲間と飲みに行って、トラブルに遭ってしまった夫。
夫の昔からの知り合い(50代の男性)の悪口が酒の席で出てしまい、そしてそれを知り合いの息子がたまたま聞いてしまったことでトラブルとなりました。まあ、息子だからお父さんにすぐさまこんなことを言われた!と連絡したのです。
多分、夫が言っているのは本当のことだが
夫はトラブルになっていることを知って、すぐに知り合いに連絡。自分は悪口を言っていたことすら、知らないのだと釈明しましたが、必死の釈明が仇となったのか(傍らで聞いていても、弁解しているだけにしか聞こえませんでした)、知り合いの態度は軟化することはありませんでした。
そのまま夫は嫌な気持ちで就寝しました。夫にしてみれば、自分は絶対に悪口など言うはずないのです。それなのに、知り合いからは「悪口を止めないばかりか、その場で笑って相槌を打っていたんだろう。お前も同罪だからな」と言われてしまったので、納得がいかなかったに違いありません。
私は夫が酒を飲んだ時の様子をよく知っています。常日頃文句ばかり言っている夫が、酔っ払うとしつこさが加わり、とても嫌なのは事実ですが、その場にいない人の悪口を言っているのは聞いたことがありません。
だから、本当に夫は悪口に気付いていなかったのだと思います。ただ、いくら悪口を言っていないと主張しても、言っていない証拠はないのです。周りの人だって、悪口を言ったことは覚えていても、言っていないことは覚えていないでしょう。
そのときに、強い口調で「そんなことを言うな」とでも言えば、誰かの記憶に残ったかもしれませんが…
次の朝、夫が脅迫される?
翌朝、出勤する途中で夫はその知り合いに会ったそうです。夫は車を運転しており、知り合いは犬の散歩のために歩いていたようです。夫は車の中から知り合いに対して会釈をして、知り合いもそれに気が付いたようでしたが、無視して通り過ぎようとしたとのこと。
それで夫は車から降りて、もう一度謝罪と釈明をしたのですが、一晩開けても相手の態度は変わらないどころか、もっと頑なになっていました。夫はこんなことを言われたといいます。
このことは絶対に忘れないからな。覚えてろよ。いつか仕返しするから。
その知り合いというのは夫よりも10歳ほど年下なのだそうです。ここで、年下とか年上のことを持ち出すのもどうかと思いますが、私なら自分よりも年長の人が心から悪かったと頭を下げているときに、こんな捨て台詞を吐くことはできません(納得できないことはあるでしょうが)。
夫もそれまでは自分がやってもいないことで悪く思われるのを、なんとしてでも避けたいと思っていたようですが、こう言われたことで何を言ってもムダだからもういいや、と踏ん切りがついたようです。
表面上は「すみませんでした」と謝り続けたそうですが、夫にも思うところがあったのではないでしょうか。大体、仕返ししてやる、などと言うのは一歩間違えると脅迫になりかねません。
確かに悪口を言われて腹が立ったのでしょうが、そんなことを言うのは自分も同じところに落ちてしまっているわけです。これではどっちもどっちです。
こんなことを言う人だから、悪口を言う方にも何か理由があったのでは…とまで、考えてしまいました。
先が思いやられる
私が住んでいる地域は、昔ながらの農村の色合いが強く残っています。人の流れもほとんどなく、今回トラブルになった人たちはこれから20年以上を同じ地域内で生きていかなくてはなりません。
ご近所なのに、嫌ですね。これでは先が思いやられます。
悪口を言った人は、反省して当分酒は飲まないと言っているそうです。当分とか言っていないで一生やめてろ、と思います。夫は力強く「それでも俺は飲むよ!」と言っていますが…ついでに酒をやめればいいのに。


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