昨日、スーパーに出かけたらたまたまご近所さん(女性)に出会いました。まあ、我が家からもそのご近所さんの家からも一番近いスーパーだったので出会っても不思議でもなんでもありませんが。
最近はマスクをしている人も多く、そうすると知り合いなのかそうでないのか、わかりにくい状況で、つい『この人○○さんかな?』と思っても、声をかける勇気が出ませんでした。
それが昨日は向こうから「お久しぶり!元気だった?どうしているかな、と思っていたんだよ」と声をかけられたのでびっくりしました。
普段大した付き合いもないのに
このご近所さんと私、家の距離は近いのですが、自治会の班は違います。年齢も違うので(多分私より10歳くらいは年上)、会えば挨拶はしますが、それ以上のお付き合いはありません。ですから、親しげに声をかけられて私はかなり驚いたのです。
このご近所さんが言うには、以前はよく草むしりをしている私を見たのに、最近全然見ないからどうしているかと思っていたとのこと。どんな気持ちで私の姿を心にとめておいてくれたのか…それはわかりませんが、何だかちょっと嬉しくなりました。
そう言えば、私が草むしりをしているといろいろな人が通りすがりに声をかけてくれました。
「暑いのに大変だね」とか、
「(家の周りが)キレイになりますね」とか。
主婦の仕事って、普段は特段感謝の気持ちを向けられることが少ないですよね。だからやりがいを感じにくいし、たまには空しいと思ってしまいます。でも、考えてみればこうして通りすがりの人から励ましの言葉、ねぎらいの言葉をもらっていたんだな、と思います。
草むしりをしている私に声をかけるのは、みんな私よりも年上の女性たちばかりでした。もしかすると、自分もかつて空しくなったことがあったのかもしれません。
そんな女性たちは、自分よりも経験の浅い者が、一生懸命に何かをしているのを見逃せなかったのかもしれませんね。
人の気分を良くできる言葉を発したい
普段、私は家族以外と話さないような生活をしていますが、それでもこうして他人の心を受け取る機会があるなんて、何かびっくりします。ちょっと通りすがりに気分の良くなる言葉を贈ったり、受け取ったりできるって、良いですよね。
これ、もっと仲良く、と欲張ったりすると、途端に息苦しいお付き合いに昇格してしまうような気がします。だから、通りすがりにちょっと言葉を交わすくらいがちょうどいい。
これからは私も、誰かの気分を良くする言葉を届けられるような人になりたいです。私も年齢的には、若い誰かを励まし、良い気分にする言葉を届けられるはずですから。
まあ、これは蛇足なんですが、通りすがりとは言え、みんな結構、人のことをよく見ています。草むしりだから、汚れても良い恰好とばかりに、あまりにヨレヨレのTシャツを着るのは止めておこう、と思います。


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