一昨年ほど前から、暑い日にエアコンが効かないと文句を言っていた次女。
ずっと文句を聞いていたが
次女は現在暑くてたまらなくなると自分の部屋ではなく、私たち夫婦の寝室に避難する生活を送っています。そのせいで、夜も良く眠れないし…としょっちゅう文句を言われるので私も困惑していました。
次女の話では深夜になると多少エアコンの効きが良くなるとのこと(外気温が下がるからでしょう)。だから、寝るのは自分の部屋なのです。
そうすると、そんなに困ることはないと思うのですが、次女は自ら昼夜逆転の生活をしています。明るくなると暑さで目が覚めてしまうのは、大問題だと言います。なにしろ、昼間はエアコンを16℃設定にしても、室温が30℃近くになってしまうそうです。
これでは電気代もかかりますし、第一、次女の部屋のエアコンは設置してすでに10年以上経っています。
2年くらいは調子が悪いのを我慢していたことだし、エアコンには2027年問題もあるし(省エネ基準を満たさないお手頃価格のエアコンが販売されなくなるそうです)、私はもう買い替えても良いのではないかと思っていました。
次女には、お金を出すのは夫だから直接話をするように言っていました。しかし、次女は私以外の家族とはほとんど話しません。私に対して「うまく伝えといて」というばかりです。
そんな状況で、昨夜夫がいるところに次女もいて、話をする機会があったのです。
夫の返答は…
で、夫が言ったのはこんなことでした。
西日のきつい部屋に新しいエアコンを設置して、やっぱり効かないってことになったらどうするんだ?俺はムダなことはしない。大体、次女が昼間ずっと家にいるからエアコンのことばかり気になるんだよ。その時間、バイトでもしたら。
言い方にきついものがあったのは事実ですが、まあ、間違ったことは言っていませんよね。しかし、次女にしたら、それができないから困っているわけで…夫に言われてその通りにできるなら、今引きこもりなどしていないだろうと思います。
次女は泣いていました。夫から「泣いたってしょうがない。なんで泣いているんだ?何が悲しいんだ?」と言われた次女、「別に悲しくて泣いているわけじゃない」と答えていました。
自分が情けなくて泣いているのか、それとも「わかっているけどできないんだよ」とでも言いたいのか…う~ん、私にはわからないいろいろな思いがあったのかもしれませんね。
これからどうなる?
これからどうなるのか、私にはわかりませんが、2027年以降にやっぱりエアコンを買い替えようと夫が言いださないことを願っています。
まあ、私にしてもエアコンクリーニングの代金を出し、遮光カーテンを買ってやり、その上今度はエアコン本体か…と思わないではありませんでしたが。
こういうときに、多少なりともバイトをしていて少しでも費用を負担してくれると、まったく感じ方が違いますよね。そして、本来はそれが普通の姿だと私や夫は信じてきました。
それが子育てのゴールだと思ってきたのですが、我が家の娘たちには当てはまらなかったのか…今、夫の言うこと、娘たちの言うことがどちらも胸に迫ってきます。何だかがんじがらめにされているような気がします。
それにしても、夫は次女のことを諦めていなかったのだと思い、意外な気持ちです。私はもう、次女は一生このまま、家の中だけで生きていくのだと思っていました。今も外でバイトをする次女の姿は想像できません。
親としては、夫の方がランクが上なのかな。なんか悔しい…


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