昨夜テレビを見ていたら、家族への不満として「妻が使った食器を洗わない。2~3日、シンクにためっぱなしなので、夜、仕事から帰宅した自分が洗っている」と言っている男性がいました。
妻の言い分は、食事のたびに毎回洗ったとしても、すぐにまた洗い物は出る。だから、ある程度たまってから洗った方が効率が良いのだというものです(それなのに気になっているからと、男性が勝手に洗ってしまう、と妻は思っているのかもしれません)。
ちゃんと不満は解消していた
男性は週に1回でもいいから、一緒に皿洗いをして欲しいと訴え、妻もそれを了承。最後に2人で皿洗いをしている場面が流れました。
そこに行きつくまでを見ながら、結婚するって本当に大変なんだな~、と思わずにはいられませんでした。
我が家もかつてどちらが皿を洗うかでよく諍いになっていました。私は料理をしているから、たまには後片付けをやって欲しいと思っていたし、それも食べ終わったらさっさとやって欲しかったです(夫はなんだかんだと言ってやろうとしなかった)。
その時夫はシンクに食器がたまっているのが気になる方が洗えばよい、というようなことを言っていました。それは正論ですが、それだとどちらか片方がずっと皿洗いをしなくてはいけないかもしれません。
ずっと皿洗いをしている方は『なぜ自分ばかりが皿洗いをしなくてはいけないのか?』と思うかもしれないし、それがそのうち『不公平だ!』と怒りの気持ちにつながらないとも限りません。
だから2人の意見の、お互いにこれなら妥協できるという地点を探る作業が必要になるわけですが、これってなかなか難しいのではないでしょうか。
だって、お互いに大人になるまで別の家庭で生活をしていたわけです。自分、もしくは自分の家のやり方が普通で正しいと思っていますよね。それを曲げて妥協するのは、若いときの私にはとても難しかったように思います(今なら、大丈夫かな?)。
テレビの2人は、よく週に1回、2人で皿洗いという着地地点を見つけられたものです。夫婦はもともと穏やかな人柄なのかもしれませんね。
私が考えた解消法は…
かたや私が考えた着地地点は食器洗い乾燥機の導入です。画面に映っている様子からは、そこそこ裕福な感じがしたので、これは金で解決できること踏みました。
我が家にも以前食器洗い乾燥機があり、それなりに便利に使っていました(寿命で壊れてしまいましたが)。そのとき私は、食器洗い乾燥機にやってもらえば、皿洗いをやってくれる家族に対する気遣いが要らないから、気楽だと感じていました(さっさとやってくれるし…)。
夫婦で協力などと考えるよりも、金をかけて環境を整える方が、夫婦間の不満を解消するためには良いのではないかと思った私。実際に一緒に皿洗いをしている夫婦を見て思ったのは『なんかめんどう臭い』ということでした。
私みたいな考えだと、夫婦間の歩み寄りはないと思います。う~ん、私は30年以上も結婚していながら、実は結婚生活に不向きな人間だったのか…ちょっと複雑な気持ちになりました。
蛇足ですが私自身はシンクに洗い物をためるのが苦手です。朝一番にコップが数個シンクの中にあるだけで、イラっとするしやる気がなくなる…
しかしそれ以前に、洗い物をためていたら食器が足りなくならないのか(我が家は足りなくなる)と疑問です。そんなことないんでしょうか。
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