前歯が欠けて歯科医院に駆け込んだ長女。欠けた部分が小さかったため、治療はただ削って歯の表面を平らにするだけでした。
長女は他のトラブルはなさそうだけど、歯石がついているのでクリーニングをした方が良いと言われたそうです。これはやった方が良いと私も思います。
私も長女と同じだったが
実は私も数年前までは何かトラブルがないと(歯の詰め物が取れたとか)、歯科医院には行きませんでした。自覚症状もないのに、わざわざ自分で診療予約を取ってまで歯科医院に行く気にはなれなかったのです。
ただ、今から13年前に口の中のトラブルが頻発。奥歯が割れたのもその頃でした。頻繁に歯科医院に行くようになり、行くたびに歯石は定期的に取った方が良い、間が空くと取る方も大変だし、取られる方にも負担がかかる、と言われたのです。
確かに数年に1度しか歯石を取っていなかったときは、クリーニングが1度で終わりませんでした。上の歯だけやったら、次回は下の歯と言う感じ。その上、予約が取れるのが2週間後と言う場合もあって、クリーニングだけで相当時間がかかったのです。
それに自分ではまったく自覚症状がありませんでしたが、歯肉が炎症を起こしていると指摘を受けました。歯科衛生士の女性によると、歯と歯肉の境目が赤くなっているのは、炎症を起こしている証拠だと言うことです。
目に見える証拠があるのでは仕方がない、と定期的に歯科医院に通うことを決意しましたが、そのときはまだ年に1回が精一杯でした。しかし、年に1度ではやはり相当の時間がかかっていました。そこで、歯科衛生士の女性が半年に1度通ってみては?と提案してきたのです。
通っているうちにメリットがわかるように
すると、歯石を取る時間は半減。上下の歯をすべてクリーニングしても、30分程度で終わるようになりました。歯と歯肉の境目が赤かったのもすべて解消して、ここ10年はもう見ることもありません。
以前は小さな虫歯がよくできていましたが、それもなくなりました。年齢が年齢なので、ピカピカの白い歯というわけにはいきませんが、ずいぶんと口の中の状況は良くなったのではないか、と思っています(自己満足)。
先日弟に会った時、3ヶ月に1度は歯科医院に通っていると言っていました。
「へ~、クリーニングに行っているの?」と聞いたところ、遠い目をしてこう言っていました。
「クリーニングもしているけど、俺はもう仕方がないんだ。歯がボロボロだから…」
状況が悪くなってから、それを改善するのは歯に限らず、どんなことでも大変ですよね。状況が良い間に、それを保つ方が簡単だと思います。
やはり歯科医院に行った方がいいよね?
夫なんて30年以上も歯科医院に行っていないため、歯石もつき放題ですが、それでいいと言い張っています。
しかし、口の中の状態は身体中に影響するって言うけどね。夫が高血圧なのも、尿酸値が高いのもみんな口の中が関係していたりして…
まあ、歯石のことなんて気にするようになったのは、ここ50年くらいのことですよね?きっと…私は子どもを生んでから、歯石は取った方が良いのだと知りました。昔の人は、歯石付き放題で人生が終わったのでしょうから、それで平気と言えば平気なのでしょう。
せめて長女は、この機会に歯科医院に行く習慣をつけて欲しいです。


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