今日、当地方は朝から雨です。気温も低いままらしい。
夫はご近所さんの四十九日法要に呼ばれているため、朝から出かけています。四十九日法要では、納骨も一緒に行うため、夫は昨日から「雨だと嫌だな~」と言っていました。
法事が雨だと嫌な理由
我が家の墓もある地域の共同墓地は、共用の通路が土のままです。最近、土のままのところを歩く機会もありませんが、まあぬかるみます。法要ですからみんな喪服を着て、足は革靴。もちろん雨をよけるための庇のようなものは一切ありませんから、なかなかに大変なのです。
大変なので嫌だな~とも思うのですが、みんな順番なら仕方がないですね。私や夫の番が来る前に、こういう風習が廃れれば良いと思いますが、難しそうです。
墓じまいをすれば、ひとつ荷物が軽くなりますが、墓じまいをするのにも費用がかかります(100万単位でかかるらしい…)。費用を出したくないと思うと、ただ黙って放置するのが一番良いということになってしまうでしょう。
墓地が土のままの理由
さて、共同墓地の通路が土のままなこと、最初(30年くらい前)は私も驚きました。雨が降っていなくても、季節によっては土がフカフカで靴が埋まる感じがしたのです。
当地では昭和40年代に入っても土葬が行われていて、夫の父が亡くなったときもそうでした。私が靴が埋まる、と思った地点はちょうど夫の父が埋葬されたところだったようです。夫から「ああ、ちょうどそこら辺に親父が埋まっている」と言われて、びっくりした記憶があります。
私は勝手に、自分の家族が埋葬されたところをコンクリートで覆うのはちょっと嫌だな…と地域の人たちが考えたのではないかな、と思っています。だから、ぬかるんでも仕方がないね、とも思います。
まあ、もうどの方も土に還っているでしょうが。土葬で土に還る方が、後腐れがなくて良いかもしれません。骨壺に入れられて、墓の中に収められているのでは、ずっとそのままです。
お骨は時間が経つと水になると聞いたこともありますが、あれは事実ではないそうです。たまたま骨壺の中に結露によって水がたまることがあるというだけらしい。
お骨は水にならない以上、たとえ墓じまいをしたとしても、中に入っていたお骨をどうするか、考えなくてはいけません。まさに一難去ってまた一難です。
夫は明日も喪服を着る
今頃は夫たちはきっと、どこかのお店でお膳の前に座っていることでしょう。雨も大したことがなかったようで、良かったです。実は明日、夫はまたお通夜に参列します。
「最近仏事ばかりで嫌だな~。気が滅入るよ」などと言っていましたが、なぜ仏事って重なるんでしょう?私の経験だと、1回仏事があるとばぁ~っと近隣の家でも同じことが…
そして、ひとしきり仏事が続くとパタリと止んで、数年間は何事もないのです。我が家がある地域、確かにお年寄りが多いですが、何も同じようなときに続けて亡くならなくても…と思ったことが数回あります。
これは誰でも経験するんですかね?それとも、当地だけに限ったことなのでしょうか。


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