1日の家事時間は1時間程度で済む。世の中の主婦は一体何をして、そんなに時間がかかっているんだ?というつぶやきをして、大炎上している男性がいるそうです。
彼は幼稚園児の弁当を3分で作れるらしいです。今朝のワイドショーでは、世の中の主婦が、みんなすごく反論していました。
ある意味正論をいっているのかも
私も聞いた瞬間は、『おい、ちょっと待て!』と荒々しく思いましたが、今は彼の意見にも一理あるような気がしてきました。時間がかかって困ったり、嫌だったりするなら改善策を講じればよいというのは、納得できます。
例えば、お金で解決できることは、お金で解決するというのも改善策です。
彼は弁当のおかずはすべて冷凍食品で、ご飯もレンジでチンするだけで食べられるものを使って、3分で作っているそうです。時間を優先するためには、手作りすることをバッサリと切り捨てる、これはある意味男らしい決断です。
自分で家事を手放さない場合も
女の人はこうはなかなかできないと思います。
冷凍食品は不経済だ、栄養の偏りが心配、など理由をつけて決断をしない人がほとんどでしょう。
結局、女の人は呪いにかけられているのだと思います。昔、料理ができない、下手だというのは女の人にはもっとも酷な罵りの言葉でした。今でも罵られるのが嫌で、女の人は家事を手放せないのかもしれません。今、料理のことで罵ったら、大問題になりますから、もう罵られることなんてないのに。
また、家事は手軽に自己顕示欲を満たしてくれます。
家族のために頑張っている自分、愛情深い自分は家事をちょっと丁寧にするだけで、すぐに表現することができます。ただ最近は、スーパーのお惣菜も本当に美味しくできていて、下手に手料理をするよりもよい、ということが増えていますから、自己顕示欲を満たせるかどうかは、怪しくなってきました。
でも、いまだに自己顕示欲のために家事を手放せない人は、多いのではないかと思います。
これは自覚がない人が多いので、厄介なことになっているのではないでしょうか。。
多分大多数の主婦が、私はやりたくないのに家事をやらざるを得ないと感じているけれど、実は自分が手放せないだけかもしれないのです。
だから、自分の存在が脅かされそうで、先の男性はこれほど炎上しているのでしょう。
本当に家事の時間を短くしたい、負担を軽くしたいと思っていれば、方法を教えて欲しいという依頼が続出しても、炎上することはないだろうと思います。
家事はいつまでも続くから、起爆剤も必要
先の男性の1日の家事1時間論は、私は起爆剤として利用しようと思います。
私の1日は家事で終わってしまいますが(専業主婦だから)、今必要なことは何かを考えるようにしたいですね。お金なのか、時間なのかを見極めて行動することも大切です。人間、結局何もかも得ることは不可能ですから、時間が必要ならお金をかけるという割り切りは必要です。そして割り切ったら、文句はいわない、いわせないという毅然とした態度も必要でしょう。
まあ、私は人間がケチな上に、専業主婦なのでお金をかけずに時間をかける方ばかり取るような気もします。なんで冷凍食品って、あんなに少なくて高いの?といつも思っているような人間です。
先の男性の子どもは幼稚園児だから、冷凍食品を使うといってもたかが知れてるし…、とも思います。これから先も同じことがいえるかどうかも、気になりますね。