ドラッグストアの広告

生活

朝刊と一緒にいつも行っているドラッグストアの広告が入っていました。広告らしい広告が入っていたのは久しぶりで、日常が戻ってくるような希望に満ちた気持ちになれました。そろそろ外出をしてみようかと思い、眼科とドラッグストア(どちらも近所です)に行ってみました。

ドラッグストアでわかる日常

ドラッグストアでは本当に久しぶりに使い捨てのマスクが売られていました。トイレットペーパーやティッシュペーパーの品揃えも以前と同じくらいに復活していました。私が住んでいる埼玉県内はまだ緊急事態宣言が解除されていません。でも、今日(5月25日)にも解除されるのではないかと、報道されています。

緊急事態宣言が出ても、出なくても私たちの日常生活は変わらず続いていくはずですが、実はいろいろと我慢をしていたのだと思います。私はこの外出は本当に必要なのかと、やたらと考えるクセがついてしまいました。

今日のドラッグストアの広告は外出の良いきっかけになりました。

もともと家から出ていないのに

私はドライアイで眼科に定期的に通院していましたが、この2カ月は通院も控えていました。ドライアイは不愉快ではありますが、命に関わることではないからです。本屋さんや金融機関にも行きませんでした。

そうして外出を控えているうちに、細かな用事がドンドン溜まっていき、気持ちが重くなっていました。この生活がいつ終わるのかわからなくて、果たして用事を済ませることができるのか、と疑問を持ったまま生活していたからです。

私はもともと外出はほとんどしていなかったのに(我が家は外食もほとんどしません)、さらに家にこもるようになりました。これでさらに気持ちが重くなったように思います。

日常そのものが変わった?

日常生活が戻ってきたようだと言いましたが、以前とは少し違っているようです。眼科の待合室では、ソファーに1つおきに「この椅子には座らないでください」と書かれた札がかけられていました。眼科の中にいる人は99%がマスクをしていました。1人だけマスクをしていなかった男性は、ずっとハンカチで口を覆っていました。

ドラッグストアでは相変わらず、レジにビニールカーテンが下げられていましたし、お金やレシートの手渡しは決してしませんでした。こんなことは生まれて始めて体験しました。

いつかはこんな日常にも慣れていくのでしょうか。これから生まれる子どもたちが大きくなる頃には、こんな日常がすっかり定着して、「昔の人は無防備だし、不衛生だったな~」などと言われるようになるかもしれませんね。

久しぶりに外出してみて、うれしさと戸惑いを半分ずつ感じました。今度は理髪店を予約してみようかと思っています。

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