2016年にお風呂をリフォームしてから、掃除がグッと楽になりました。
防カビくん煙剤の登場で、天井などにポツポツ黒カビが生えて嫌な思いをすることもなくなりましたが、1つだけ、お風呂の床の汚れやすさには閉口していました。
みんなも困っている!
今はどこのお宅でもお風呂の床は冷たくなくて、あたりのやわらかい床になっていることでしょう。「ほっカラリ床」という商品名を聞いたことありますよね。壁も浴槽も汚れにくくなって、掃除が楽になったのに、床だけは別のようで、ネットでも汚れがひどくて困っているという書き込みがたくさんあります。
私は水だけで汚れが落ちるスポンジを買ってきて、毎日こすっていました。それでほかの部分は大丈夫なのに、床だけは茶色い汚れがついて、まるで床が変色してしまったようでした。
ネットではこの手の床の掃除方法もたくさん紹介されていますが、お風呂用の洗剤に自分でクエン酸を混ぜるとか、酸素系漂白剤でつけ置き洗をするとか、ワックス用の剥離剤を使うなど、どれも私にとってはハードルの高いものでした。
特別な方法は必要なかった!
家にあった塩素系漂白剤は、何の効果もありませんでしたし、クレンザーでこすっても、汚れ落ちは今ひとつでした。 そもそも私は、洗剤を使うことに抵抗があって、できれば水だけで洗い流してキレイにしたいと思う人間です。毛足の長い風呂掃除用のブラシで力を入れてこすって、落ちない汚れは諦めるしかないか、と考えていました。
そんなときにたまたま、ルックのバスタブクレンジングという洗剤を買ったのです。
五十肩で浴槽のこすり洗が辛くなったので、こすらなくてよいという触れ込みのこの洗剤に惹かれました。
実際に使ってみると、まったくこすらないのでは、浴槽内のザラッとした汚れは完全に落ちませんが、今まで10こすっていたとすると、3くらいこすれば済むようになりました。こんなに浴槽がキレイになるなら、と床にも使ってみると、何回かすると床が白っぽくキレイになっていることに気が付きました。
確かに1回では気が付きませんでしたが、何回か繰り返し洗剤を使うことで、それほど力を入れてこすったわけではないのに(何しろ五十肩なので)、床が本来の色を取り戻しました。
今までお風呂用の洗剤は定期的に使っているわけではありませんでした。お風呂場全体に使っていたら、いくら買ってもキリがないと思っていました。
でも、浴槽と床に使うくらいなら、思っていたほどひんぱんに買わなくても済みますし、半ば諦めかけていた床がキレイになったのがうれしいので、この先も使い続けると思います。剥離剤を買うよりはハードルも低いです。
続けることに意義がある!
私は毎日洗剤を使って床掃除をしているわけではなく、2回に1回くらいです。それでも十分に効果が感じられました。中にはお風呂の床だけ貼り換えたいと思いつめている人もいるようですが、そのまえにぜひルックのバスタブクレンジングでお風呂の床を掃除してみてください。
1回ですべて解決しようとするから、キレイにならない、と悩んでしまうのかもしれません。
特に掃除は、何回も続けることが大切な気がします。
それにしても、お風呂の床を汚すのは私たち人間を洗った石けんカスや皮脂だそうです。
人間の汚れをなめたらいけない、そう感じさせられました。