いよいよ今月の26日に秋篠宮家の眞子さまが結婚すると宮内庁が発表しました。一連の結婚に対する報道で心を痛めた眞子さまは複雑性PTSDを発症したということです。
PTSDは心的外傷後ストレス障害という意味で、大きな事件や災害に巻き込まれた人が発症するというイメージが私にはありました。一連の報道は眞子さまに事件や災害に負けないほどの大きなストレスを与えてしまったわけです。
結婚には自分の意志を通すべき
私は周りがどんなに危ういと思っても、本人に結婚の意志があるなら結婚をすれば良いと考えていました。周りの意見を聞き入れて結婚をやめたところで、眞子さまの心には後悔しか残らないだろうと思ったのです。よく、やらないで後悔するよりもやって後悔した方が、人は先に進めるのだと言います。
結婚について危ういと思ったら、周りがそれを伝えるのは大切なことです(何で言ってくれなかったの?ということもあるからです)。しかしその言葉を伝えたら、後はどうするかを考えるのは眞子さま自身です。
言葉の通りに結婚を考え直せというのは、アドバイスでも何でもない強制になってしまいます。強制に従い結婚したりしなかったりを選択した場合、自分の長い人生を耐えていけるのか、私には疑問なのです。
今は無理をしない方が良いのでは?
しかし、PTSDという状態になってしまった今、それを押し切ってまで結婚するのには少し待ってと言いたくなってしまいます。例えばどんなに楽しい予定が入っていても、カゼを引いて熱が出ていたら、少し延期しようと考えるのが普通ではないでしょうか。
無理をして本当にひどい状態になってしまったら、自分も困るし、家族も心配です。今のような状態の眞子さまと結婚することがお相手は心配にならないのでしょうか。ならないとしたら、それも私は心配です。
結婚は目的ではありません。新しい生活のスタートです。劇的に環境が変わることが多いのが結婚ですから、普通の人でもストレスが溜まることが多いです。
眞子さまの場合は結婚して、アメリカに渡って新生活が始まります。本当に今、結婚して大丈夫なのか、他人事ながら不安になってしまいます。
自分の逃げ場を確保しておきましょう
今はとにかくこの場から、眞子さまは逃げ出したいのかもしれません。アメリカに渡れば、現在のように自分や家族が、興味本位で報道されることはないと考えているのでしょう。
しかし、もし移住先でも心が休まらない場合に、眞子さまが逃げ出せる場所はあるのでしょうか。アメリカからでは、実家に帰るのも大変そうです。
それをよく考えてから、渡米すると良いな~と思っています。普通の結婚と比べても、相手の母親との同居や渡米など、ストレスの種になることが多そうですから、眞子さまの周りでも心配になっている人が多いのではないでしょうか。
どんな人にとっても結婚は大きな賭けです。私は自分もかつて大きな賭けをした仲間として、眞子さまのことを応援したいと思っています。
だから『くれぐれも無理はしないでね。今までさんざん待ったんだから、もう少し待ったらどうだろう…』などと思ってしまうのかもしれません。