ランドセルを背負うことで私に生じた変化とは・ランドセルって本当に子どもに適しているのか?

重いランドセル 生活

今朝、新聞でランドセルについての記事が掲載されていました。最近のランドセルは重くなる一方だそうです。学校に教科書を置いてくる置き勉の禁止に加えて、コロナ禍で加速したデジタル化で多くの子どもたちがタブレットを持つようになったこと、そして水筒の持参も一般的になったことが原因です。

娘たちもランドセルに苦労していた

我が家の娘たちが小学生だった頃、すでに置き勉は禁止されていたし、夏場は水筒を持参するのが当たり前でした。小学生の頃の娘たちは標準よりも細く、小さく、体力があまりなかったため、通学時のランドセルは重くて大変そうでした。

現在はランドセルにタブレットも入った上に口にはマスクをして呼吸が苦しい状態ですから、子どもたちを思うと気の毒です。今朝読んだ新聞記事では、ランドセルで通学することは義務でも推奨されたことでもないとのこと。それなのに、以前からの習慣で入学する子どもにはランドセルを買うのが当たり前になっています。

私もランドセルのせいで…

私自身もランドセルには良い思い出がありません。小学6年生のころ、ランドセルを背負っていると肩が重く気分が悪い日が続くようになりました。自分でもこれはどうしたことか、と思って、母に相談したのです。

私の話を聞いて、どれどれと肩を触った母はとても驚いていました。私はそのときすでに立派な肩こりだったそうです。今考えると、教科書自体の重さに加えてランドセル自体にも重さがあり、肩紐も固く体になじみませんでした。肩こりになっても当然だったのかもしれません。

肩こりになったからといって、命に別状があるわけではありませんが、不愉快なことは間違いないです。私は自分が子どもの頃から、ランドセルは止めた方が良いと思っていました。しかし、当時の母も他人と違うことをすると目立ってしまう、もしかしていじめられるかも、と言っていたため、我慢して卒業まで背負い続けたのです。止めたくても、みんながランドセルだから、とつい親も子どもも流れに合わせてしまうのかもしれません。

未来は変わってくるかも

私が子どものころは女子のランドセルは赤、男子は黒と厳然たる区別がありましたが、娘たちが小学生のころは、徐々にランドセルの色にバラエティが出てきました。私たちが子どものころのような、厳然たる区別が崩れてきたのです。

現在通学する小学生を見ていると、さらにバラエティが増えて、少しずつランドセルへの自由度が高まっているなと感じます。このまま行くと、ランドセル以外のカバン(リュック)で通学する子が混ざってくるかもしれないと私は期待しているのですが、どうでしょうか。

変化しているとはいっても、この流れは限りなくゆっくりなのではないでしょうか。できればどこかの小学校で、リュック通学に全面的に切り替えれば良いのに、とも思います。多分ランドセルでなくても良いですよ、程度の言葉ではどこの家庭でもランドセルを買ってしまうでしょう。

それならいっそ、リュック通学を推奨して、ランドセルでも良いですよ、と言うことにした方が変化を早めることができそうです。まあ、変化してしまうと、それはそれでまた大変なのかもしれませんね。ランドセルのメーカーや販売店が困ってしまいますから。

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