そろそろ髪の毛がまとまりにくくなってきました。この前カットをしてからすでに2ヶ月以上経っています。この前カットしたときに、私は久しぶりに白髪染めをしませんでした。
昨年の10月に白髪染めをしたため、すでに5ヶ月以上白髪染めをしないで過ごしています。私がよく読んでいるブログ「主婦の小さい暮らし」のみみこさんも白髪染めを辞めるとおっしゃっていましたが、お姉さんと会う約束をしたことから決意が揺らいでしまったそうです。
みみこさんの気持ちはわかる
グレイヘアの自分を見てお姉さんが心配するのではないか、と考えたみみこさんは自分で髪の毛を染めたのです。頑張れなかったとおっしゃっていましたが、私も今白髪染めをしないで平気なのは、仕事もしていなければ、誰かに会う機会もないからだと思います。私だって久しぶりに同窓会でもあれば、誰かに何かを言われる前に、自分で髪の毛を染めてしまいそうです。
同じ家にいる家族は私の髪の毛が何色だろうと何も言いません。心の中で多少は何かを思うときがあるかもしれませんが、毎日見ていると結局髪の毛が何色でも慣れてしまうのだと思います。しかし、久しぶりに会った人は私の髪の毛の色の変化に慣れていませんし、記憶の中には昔の私がいるかも知れません。それで、久しぶりに会ったときに「どうしたの?その白髪頭!」などと言ってしまうこともあるでしょう。
私はそうしたことを言われたことはありませんが、人々の白髪に対する態度を見ていると、容易に言われるだろうと想像はできるのです。それで言われたくないと思うと、できることは限られます。そうした知り合いに会うのを避けるか、髪を染めるかどちらかです。
本当に髪を染めたくなければ、染めずに知り合いに会い、何を言われても動じないようにすれば良いのですが、それはなかなか難しいでしょう。誰だって傷つくことを言われるのは嫌ですから、誰もができることではないと思います。
知り合いに合わなくても支障はありませんが、みみこさんの場合、お姉さんに合わないのは支障があるでしょう。私ももし母が生きていたら、やはりグレイヘアにはできなかったと思います(母は私が40代の頃から白髪を染めた方が良いとうるさかったです。母自身、亡くなる直前まで白髪を染めていました)。
これからは変わっていく?
まあ、昨今は多様性を大切にしようという動きが大きくなっていますから、これからは髪の毛が何色だろうとかまわないという世の中になっていくでしょうし、なって欲しいと願っています。
その人の好みを尊重して欲しいと思っていますが、それ以上に白髪染めを含むヘアカラー全般はリスクを持っていることも忘れて欲しくありません。頭皮がかぶれるなどしたときに、誰もそれを変わってはくれないわけですから、白髪は染めれば良いと言う人は、ぜひそのことについても考えてから言って欲しいなと思います。
これから私にできることは、人を髪の色や肌の色で判断しないような精神を作ることだと思います。自分の選択(グレイヘアでいること)を認めて欲しいと願っているわけですから、他人の選択も尊重できる人間になりたいです(今更ですが…)。
コメント
楽しみに拝読しております。
白髪染めに関する記事を拝読しまして、あたたかい気持ちになりました。
みんなが、yumikonekoさんのように、他者に寛容で、ほどよい距離感を持って、接してくれたらよいのに、と思います。
まだまだ40,50代の女性が白髪のままでいくことに、世間の目は厳しいですね。なんで、白髪がだめなんだろう? 今現在の自分の顔に似合うのは自分本来の白髪じゃないかしら??などと、日々、鏡の中の自分の白髪を見て考えてしまいます。
ふくもみじさん、あたたかなコメントありがとうございます。
他者に寛容ととは、かなり褒めていただきましたね。照れています~。
私は現在、かなり白髪が目立ってきましたが、そうなると顔の方が気にならなくなってきました。
きれいに染めていた頃は、顔だけ老けていてとても気になっていたので、これは嬉しいメリットだと思います。
でも、髪の毛は白、黒、茶色とすごい有様ですが…
人間、いつまでも若くて元気ではいられないので、
髪の毛が3色であるくらいは仕方がないと思い込んで生きていくことにします。
それでは、また。