明日は選挙・数日間うるさかったが、市議会議員選挙が一番面白い理由

生活

明日は市議会議員選挙が行われます。最後の追い込みとばかりに、我が家の周りでも選挙カーが賑やかに投票を呼びかけています。我が家の周りを走り回る人たちは、皆市内出身を売りにしており、何とか昔から住んでいる人たちの支持を得たいと思っているようです。

候補者は、昔ながらの人情に訴えたい?

我が家の住んでいるのは、埼玉県の西部に位置する中規模な市です。その中でも我が家はちょうど他市との境にあり、駅や買い物は市内ではないく、他市に行く方が近くて便利です。

私の実家も同じ市内にありましたが、まったく雰囲気が違いました。団地にあった実家と比べて、現在住んでいる地域は昔ながらの農村の雰囲気が強く残っているのです(今は畑はそれほど残っていないですが、住んでいる人の気質は昔ながらだと思います)。きっと皆一度支持すると決めたら、とことん応援して支持してくれる人たちばかりです。

地域に市議会議員がいないとダメ?

この昔ながらの地域にかつては3人の市議会議員がいました。そのおかげで砂利道だった我が家の前の道は幅広い立派な舗装道路になったそうです。引っ越してきた当初、ずいぶんと車の運転が楽に感じられたものです。

しかし、現在は当地域に市議会議員はいません。そのせいでしょうか。地区内に公民館や集会所くらいしか市の施設はありませんし(中学校も隣の地域に行くしかない)、金融機関も撤退(今年農協まで隣の地区に移転してしまった)、市で走らせているバス(コミュニティバス)も本数が減ってしまいました。

夫はこんなことを言っています。

地元出身を売りにしていても、この地区で生まれて育った者でないと、親身になって改革なんてしないんだ!結局この地域は置いてきぼりだ。

現状はまさに夫の言う通り、置いてきぼりの状態です。娘たちが中学生の頃、同じ中学校の学区でもずいぶん状況が違うのに驚いたことがあります。同じ市内の住民であっても、片方は駅も学校も近くて、買い物にも便利、引き換え私が住んでいる地区は駅も学校も遠くて、高校に入学したらどうしようという状況でした。買い物など、車の運転をすることが前提になります。

夫の言うことがすべてとは思いませんが、当たっている部分はあるのでしょう。

市議会議員選挙が一番面白い?

夫の言っていることは裏を返せば、政治が生活に密着している証でもあります。どこか遠いところではなく、すぐに自分に跳ね返ってくるわけですから、選挙に行こうという気持ちが否が応でも高まります。我が家の周りを走り回っていた人たちは、ただうるさいだけでなく、これからの生活を変えてくれる可能性がある大切な存在なのかもしれません。

この1週間とてもうるさかったことは(我が家は道路に面しており、しかもカーブの膨らみの辺りに位置しているため、選挙カーがみな速度を落とします。長い時間うるさくて仕方がありませんでした)水に流し、明日の投票日を迎えようと思います。

夫は選挙カーを使わない人に投票したい、などと言っていますが…選挙カーって使わないといけないんですかね?使わない人は好感を持たれるような気がするんですが。

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