先日体験したよもぎ蒸しでは、よもぎの他にハーブを使います。何十種類もある中から、自分が香りを嗅いで良いと思ったものを選んで使います。どのハーブを選んだかで、心身の状態がわかると言われました。確かに体調によっては、普段良いと思っている香りが鼻についたりしますから、これは納得できる話だと思いました。
私が言われたこととは
そこで施術者の方が私にこんなことを言いました。
ゆみこねこさんは人のために行動することがすべてになっています。どんなときも自分のことより人のことを優先していますが、そこにゆみこねこさんの自我が感じられません。
施術者の方は自分を持っていない人が、他の人を優先するともうそれだけになってしまうと言っていました。つまり自分は置き去り、他の人は幸せになっても自分は?という状態なのです。「みんなで幸せになった方が良いですよね~」とも言っていて、私はすごく納得できました。
自分がない状態で人のために何かをしていると、一体どこまでやれば良いのかがわからなくなるような気がします。だって私は目の前の人ではないため、どこまでやれば良いのかわからないのは当然です。自分を持っていれば、もうここまでにしようと思えるのでしょうが、それもできませんでした。そうして、ついついやりすぎるし、やらないでいると罪悪感が湧いてきたりします。
自分がないなんて考えたこともなかったが
私は今まで人に何かを頼まれたとき、それを引き受けられないとすごく罪悪感がありました。けれど、自分で何もかも引き受けることはできません。その狭間で苦しむことがよくありましたが、自分と言うものをしっかり持つことで、この苦しみからは逃れられるのかもしれません。
少し話がずれるかもしれませんが、私はこれまで人との付き合い方の距離感に悩むことが多かったです。これも自分がないことと関係があるのではないかと思います。距離感をつかむべき自分がいないわけですから、いつでも相手任せになります。相手は『ちょっとあなたも、距離感をつかんでよ。私だけに任せきりにしないで』と思っていたのかもしれません。
これからが楽しみ
自分がないということは、私の人生に大きく関係することのようです。これからは相手の気持ちではなく(これはどうせ本当のところはわかりません)、自分の気持ちを探ってみようと思います。
どのようなハーブを選ぶかでその人の状態がわかるということは、その人の状態が変われば選ぶハーブも変わってくるわけです。もし、次によもぎ蒸しを受けることがあれば、私がどのように変わっているかを確かめたいと思います。
自分にないものがわかれば、変わっていくことも可能だと思います。大抵は自分にないことすら、気がついていないでしょうから。