私が住んでいる地域でも、ゴミ集積所の掃除は当番制です。当番になるとノートが1冊回ってきます。自分が当番になった日付を記入して、気がついたことがあればそれも記入します。
ゴミ当番のノートがある
気がついたこととは大抵の場合、ゴミの出し方が間違っていたので気をつけてください、という内容です。まあ、誰でもたまにはゴミの出し方を間違うことがあるのではないでしょうか。
最初はわかっていて正しい出し方をしていても、そのうちおざなりになっていく、または忘れてしまうことは絶対にないとは言えません。だから、みんなでどんな間違いをしたのかを共有することにも意味があると思います。
ノートを読んで不安になる
しかし、今日久しぶりに回ってきたノートを読んでいて、ちょっと不安になってしまいました。「不燃ゴミの日に中が見えない白い袋(レジ袋みたいなものだと思う)に入ったものがいくつかあったので、すべて入れ替えました」と書いてあったのです。
当地域では燃えるゴミは透明・半透明・白色の袋に入れて出して良いですが、不燃ゴミやプラスチックゴミは無色透明の袋に入れて出すのがルールです。ただ、厳密にはみんな守っていないと思います。
不燃ゴミなどは無色透明の袋ではなく半透明の袋に入っているのをよく見かけるし、レジ袋に入れてそのまま出してあるものも…
私もゴミ袋を2種類揃えるのが面倒で半透明の袋に入れて不燃ゴミを出したこともあるし、量が少ない場合はレジ袋で出してしまったことがあります。出すときに他の人の状態を見て、他にもレジ袋で出している人がいるから、大丈夫だと勝手に判断してしまったわけです。
出した後、ゴミ集積所の様子を伺い(何しろ我が家の敷地内に集積所がある)、ちゃんと回収してくれたかどうかまで確かめていましたが、ノートを読んで急に不安になりました。実は回収されずに、ゴミ当番の人に迷惑をかけていたのかもしれません。
もし間違いがあったら、自分で直した方がいいよね?
それからゴミ当番はそこまでやらなくてはいけないのか、と思いました。ゴミの分別が間違っているなどの理由で収集されない場合、当地ではゴミ袋にステッカーが貼られます。ステッカーを見れば、なぜ収集されないのかがわかりますから、自分でやり直すことができるのです。
それをゴミ当番がやってしまっては、ゴミを出した本人がやり直すことができないし、自分が間違ったことすらわからないでしょう。
ゴミ当番は収集されなかったときに、行動を起こせばよいのではないでしょうか。まあ、収集されないとゴミ当番の人が困ってしまうのもわかりますが…
無色透明のゴミ袋、買います!
とりあえず今度買い物に行ったら、透明の袋も必ず買います。袋がもったいないからと言って、レジ袋で済まそうとするのはもうやめます。ただ、無色透明のゴミ袋って、私が買い物に行くスーパーにはなかなか売っていないし、売っていたとしてもサイズが選べないんですよね。
それで用意するのが面倒になってしまったんですが、もう言い訳はしません。しかし、ゴミ当番のノートにはゴミ袋についてのお言葉がページの半分くらいぎっしりと書かれていました。何だか静かな怒りを感じて、申し訳ないと思うとともに怖くなったのでした。
いやぁ、いくつになっても油断してはいけないですね。間違いは改めます…