やたらと粘る買取業者が気持ち悪い自宅にいきなり来るのは違法です家にいても油断できない

先日、たまたまゴミ出しのために外に出ていたら、通りかかった男性から声をかけられました。男性は白いワイシャツとスラックス姿。首からは社員証のように見えるものを下げていて、手には何も持っていません（つまり手ぶらだった）。

靴の買い取りって聞いたことある？

今、ここらへんのお宅を回って古い靴の買い取りをしているんです。古い靴があったら、出していただけませんか。

こう言われて反射的に「いやぁ～、今ウチにはないですね。古い靴はすぐに捨ててしまうんで」と答えました。とにかく家に買い取りに来るなんて、何を買い取るにしても怪しすぎます。今までにも数回、買取業者と名乗る人物が声をかけてきたことはありました。

1度断ると、皆一応は引き下がってくれます（不満そうな顔をされたことはありますが）。ところが、先日の男性は引き下がりません。

本当にないですか？少しでもあったらご協力いただきたいんです。出してもらえませんか～？靴はリサイクルできるんですよ。

こんなことを言って粘るため、押し問答のようになりました。私としては「持っていってもらう靴はありません」と言うしかなかったのですが、男性の粘りが少々気味が悪かったです。

数回のやり取りの後、男性は引き下がってくれましたが、後味が悪かったため、家にいた次女に話したところ、いきなり自宅に来て「〇〇を買い取ります」と言うのは違法だと教えてくれました。

ネットで調べてみると、自分が依頼をしていないのに自宅に来る買取業者は「特定商取引法」に違反しているとのことです。

違法業者だから、堂々と追い返そうと次女は言うのですが、違法業者に向かって「あなた違法業者ですよね。警察を呼びますよ」と言うのもなかなか勇気が必要そうです…

ただ、違法なことをする人たちって、本当に次から次へと手を変えるのだな～、と思いました。ただ家にいるだけと言っても、うかうかとはしていられないご時世ですね。

次女はこういう違法業者がヤミ名簿を作って、流しているのではないか…などと言って心配していました。できたヤミ名簿を使うのが、今多発している強盗グループだと言うわけです。

ただ最近の報道では、もうやみくもに強盗に入っているという印象です。名簿を作ったとしても、ちゃんと利用しているのか怪しいので、次女の心配は杞憂なのでしょう。しかし、一度応じてしまうと、次から次へと違法業者がやってくることはあり得ます。

だから本当に注意しないといけませんね。私が住んでいる地域は昔ながらの農村の気風が残っていて、まだ玄関に鍵をかけない人もいるのです。それがわかっていて来ているのかな～。そうだとしたら、やはり気持ち悪いですね…