埼玉県で道路が陥没!これから大変な時代になると思うが…それはいつの時代も同じかもしれない

生活

私は生まれてからほぼ埼玉県だけで生活しています。東京都内に住んでいたことも、通勤していたこともありますが、今となってはそれはほんの少しの間だけでした。

埼玉県には昔から自然災害が少ないです。良いところがない県かもしれませんが、悪いところもないので、とても暮らしやすいと気に入っていましたが、先日大変なことがありました。

同じ県内でこんなことがあるなんて

八潮市の県道の交差点が突然陥没。トラックを運転していた70代の男性が転落して未だに安否がわかりません。

陥没の原因は下水道管の腐食ではないかと言われています。陥没した交差点には大きな穴が開いており、それがどんどん広がっている状態です。

近くには店舗や住宅が並んでいるのがテレビの画面越しにもわかりますが、このまま陥没による穴が広がっていけば、どうなってしまうのでしょうか。

なぜ下水道管が腐食するのか、原因は私たちが流す汚水から硫化水素が発生したためだそうです。人間がそれなりに生活をすれば、どうしても水を使います。水を使えば汚水が出るわけで、私たちが生活をすればするほど、硫化水素が発生することになります。

つまり、私たちが生活をしている以上、八潮市のような陥没事故はどこでも起こり得るということです。八潮市の事故現場近くの住民の方々は避難をしていますが、きっとまさか自分が…という思いだったでしょう。

これからは私たちもうかうかとしていられないのだ、と実感しました。いつ、どこでどんな災難に巻き込まれるかわからない時代になったのだと思います。私も夫もまだ60代に突入したばかり。これから20~30年は生きていかなくてはいけません。

いつ生まれても大変なことがあるはず

正直、夫のお給料は20年前からかなり下がっているのに、物価は上がっているし、娘たちは自立しないし、とんでもなく生きにくい世の中になってしまったと思います。『貧乏くじを引いた』と思わないでもないのですが、ふと母や夫の祖母のことを思い出しました。

2人とも第2次世界大戦を経験していて、世の中が平和になった後も様々な苦労がありました(家族の病気や死、それに伴う経済状況の悪化)。そして生きている間には、何度も大きな変化があったのです。

例えば電話はお金持ちの贅沢品、または大切な仕事道具でしたが、現在は1人が1台携帯電話を持つのが当たり前です。苦労だけでも大変なのに、この激動の変化を乗り越えなくてはならないのはどんなに大変だっただろうと思います(子どものしつけとか、大変だっただろうな…)。

母も夫の祖母も何かというと「今のことはよくわからない」と言っていましたが、わからないと言うよりも、わかるための気力がなかったのが本当だったのかもしれません。

この2人も『あ~あ、とんでもない時代に生まれちゃたな』と思ったことがあったのではないでしょうか。きっといつ生まれても、逆風や変化を乗り越えていかなくてはならないときがあるはずです。その点、人間は平等なのです。

母と祖母は現在を見てどう思うのか

それでも何か大きなことがあると、今でも私はこの2人に感想を聞きたいなと思います。特に夫の祖母は関東大震災も経験しているので、貴重な一言が聞けるかもしれません。しかし、2人にとっては日本の高度経済成長期に作った色々なものが駄目になるときが来るなど、思いもよらないことでしょう。

ショックを受けてしまうかも…こう考えると、感想を聞きたいなどと言ってはいけないのか…やはり自分の力で、文句を言わずに生きていくしかありません。

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