我が家のタオルは今、ボロボロです。
いくつかのタオルがボロボロなのではなく、ほとんどみんな生地が固くなったり、擦り切れて薄くなったりしていて、そうでないものは汚らしく黒ずんでいます(カビが生えているわけではない)。
我が家のタオルはみんなボロボロ
我が家で買ったタオルはあまりなく、粗品でいただいたタオルをありがたく使わせてもらっています(夫が会社からもらってきたものもあります)。
そんなタオルを5年10年の単位で使い続けているので、ボロボロになるのも仕方がないと思います。その場に置いておくとつい洗濯して、また使ってしまうのですが、次女などはそんなタオルを使うのは気持ち悪いし、テンションが下がると言って嫌がっていました。
私はタオルをウェスにして、使い切ろうと思い「ボロボロのタオルはもう捨てるね」と夫に言ったことがありました。
夫はそれを聞くと「俺はタオルは古い方が好きなんだ。勝手なことをしないで」と言うではありませんか。この数年の間、同じようなやり取りが何度も繰り返されましたが、昨日もまたタオルの話題になったのです。
夫の声はドンドン大きくなり、ついにはこんなことを言い出しました。
どんなに古くて固くなったタオルでも、首に巻いているうちに柔らかくなって、肌に馴染むんだよ。これは家にいて顔を洗ったときくらいしかタオルを使わない人にはわからないんだから、もう放っておいてくれないか!
夫の仕事はゴルフ場のコース管理。屋外での仕事なので、タオルを首に巻くのはいろいろな意味で大切です。夏は日焼け防止になるし、冬は防寒になりますから。
首に巻くとき、新しいタオルは吸水性が悪いので嫌なのだそうです。だから古いタオルにこだわる。そして、夫が会社から持って返ってくる粗品のタオルは全部、自分が首に巻くためのものだったと言います。それをみんなが勝手に使って、古くなったから捨てると言うのはおかしいとも。
夫が捨てるなというタオルは首に巻く専用
夫は家でみんなが使うタオルのことは関係なく、自分が首に巻くタオルのことは放っておいてと言っていたわけです。それなら、夫が首に巻くタオルはみんなが洗面所で使うものとは別に置いておく方が良いでしょう。
洗面所に置いておくとどうしても使ってしまいます。夫が使いたいときにないということも生じてしまいます。大体、今の状態ではどれが夫専用のタオルなのかわかりません。
「それならあなた専用のタオルは、仕事着と一緒の場所に置いておいた方がいいんじゃない?洗面所に置いておいて、使うなと言っても無理だよ。タオルに目印がついてるわけじゃないし…」
私がこう答えると、夫もそれはそうだと思ったのかもしれません。ピタリと黙りました。
今回のことで私は首に巻くタオルにこだわる夫が気持ち悪いとか面倒くさい、などと言いたわけではありません(少しは言いたい)。
ただ、結婚33年を過ぎても言いたいことが伝わらないことがあるんだな~、と思います。首にタオルを巻くのがそんなに大切だったとは!
じゃあ、自分で管理して欲しい
それほど大切なタオルなら、最初から「首に巻く専用タオルは自分で管理するね」と言って、自分でどうにかするべきだったのでは?と思わないではありません。
昨日もドンドン夫の声が大きくなり、本当に大喧嘩になるかと思いました。若かった頃の私は結婚30年を過ぎたベテラン夫婦なら、くだらない喧嘩などはしないと思っていましたが、そうではないんですね。
って、我が家だけが特別なんですかね…結婚30年過ぎてもこんなことを言い合いしているなんて、ため息が出そうです。さあ、夫のタオルは移動させるぞ!


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