今日は、季節が一気に初夏に移ったように思われます。窓を開ける前にと思い、掃除をしました。
最近の窓拭き事情
私は娘たちの部屋を除いて、数カ月おきに窓ガラスを拭いています。窓の枠やサッシの部分もその都度やるようにしていますが、なかなか完璧にはいきません。それでも自分で計画立てて窓の掃除をやるようになったため(以前は年に1~2度、それもガラスを磨いて満足していました)、前よりは少しマシになってきたと思っていました。以前、窓は拭いても拭いてもキレイにならない場所でしたが、汚れをそれほど溜め込まなければ、パッと見はそこそこキレイにできるようになりました。
ところが娘たちの部屋の窓は手つかずのままです。娘たちが中学校に入学したとき、いつまでも私が部屋の掃除をするのはおかしいというので、部屋の掃除は娘たちに任せました(娘たちはほとんど掃除をしていないですが…)。
しかし、窓の掃除まではハードルが高いようです。下手をすると数年そのままになってしまいます。以前は娘たちが学校に行っている時間に窓だけを拭くことができたのですが、ここ数年、そんな機会もなくなっていました。
特に次女はもう5年以上も引きこもっているため、窓の掃除が難しくなっていました。今日、夫婦の寝室の窓を拭いているときに、次女が起きて来たので、「次女ちゃんの部屋の窓も拭いてあげようか」と声をかけてみました。すると次女はお願いしますと返事をしたのです。
チャンス到来で拭いてみたものの
次女の部屋の窓を掃除して覚えたのは、汚れを溜めすぎると窓や網戸が壊れるかもしれない、という危機感でした。一番目立つのはガラスの部分ですが、そこは拭けば何とかなります。しかし、窓のレール部分にゴミやホコリがつまり過ぎて、窓を開けるだけでゴリゴリと音が鳴る状態でした。
ただのホコリでも長い間放っておくと、雨や湿気などのせいでこびりついて取れなくなります。無理に開け閉めすれば、レールが変形して窓が使えなくなることもあるのではないでしょうか。
結局今日だけではすべてキレイにすることはできませんでした。諦めずにまたトライすることにします。きっと何度かやっているうちに、他の窓と同じくらいにはキレイになるでしょう。近くでよく見ると次女の部屋のカーテンもとても汚れていました。カーテンレールは歪んで取れそうになっているし…(これは夫が自力で取り付けたものでした)。
いくら引きこもりでも、掃除くらいしておくべきだった
引きこもっている間に時は流れ、人が年を取るのと同じように、ものも劣化していきます。一時期、かなり私は次女に対して腫れ物にさわるように接していたと思います。だから掃除のことまでは気が回らなかったのですが、今になると悔やまれてなりません。もう少し部屋の清潔に気を配っていれば、と思います。無理してでも掃除をすることで、次女の気分も良い方に変わったかもしれません。
しかし、長女は引きこもりではありませんが、長女の部屋もひどいのです。ものやホコリは片付ければ何とかなります。しかし、やはり窓は…。長女の部屋は構造上、窓際しか机を置く場所がありません。そしてその机の上がマンガを書くときの資料や原稿でいっぱいです。どうやれば長女の部屋の窓が拭けるのか、もしかすると次女の部屋の窓よりもひどいのではないか、と考えるだけで嫌になりそうです。
子どもが成人して、めったに自室には入らない人が多いかもしれませんが、窓や網戸のケアはあまりに放っておくと後が大変です。取り返しがつかなくなる前にチェックをしておいた方が良いですよ。