お家時間が増えるのに、テレビは再放送だらけだし、そうでないとコロナ関連の報道なので、相対的に娯楽が少なくなっています。本が読みたくてもみんなが自粛生活をしていると、ウカウカと本屋さんにも行けないし、図書館も休館です。こんなときの頼みの綱が我が家では新聞です。
毎日情報が自宅まで届けられる
新聞もコロナ関連の報道が多いのに変わりはありませんが、自分のペースで読めます。嫌だと思ったら、その記事は読まなければよいので、少なくとも押し寄せる情報の波に溺れることはありません。
それに新聞は毎日新しい情報が家まで届けられます(だから新聞っていうのか!)。毎日違う文章が読めるというのは、今のような毎日ではとても幸せなことだと思います。何にでも文句をいっている夫も、新聞はとても楽しみにしているようで、休刊日にはがっかりしています。夫は発熱して具合が悪かったときも、新聞を隅から隅まで読んで、気を紛らわせていました。
私が好きなのは生活欄
私は中学生の頃から家庭欄(今は生活欄)を読むのが好きでした。最近では、休校中の子どもたちに料理をしてもらおう、という企画が面白かったです。
コロナ騒ぎをきっかけに子どもたちの生活力が上がるなら、ムダではないかもしれない、と前向きな気持ちになりましたし、子どもにも無理なくできる料理というのは、疲れた大人のためになるのではないかと思いました。
新聞とネットの差
新聞は読んですぐに捨てるわけではないので、気になる記事を古新聞の中から探すこともできます。ネットの記事は読み飛ばしても、紙の新聞で読んだことは心に残りやすいような気もします。
ネットでは気になることを検索していると、キリがないと感じ、疲れてしまうことがあります。でも、新聞は1日分の情報を詰め合わせて、読みやすいようにセットして届けてくれます。ネットの情報が市場の食材なら、新聞の情報は使いやすいように食材を詰め合わせてくれているという違いがあるようです。
ネットだと自分の気なること、知りたいことしか調べませんが、新聞だとついでに読もうかと思うこともあるので、少し世界が広がるかもしれないと期待しているところもあります。
新聞、がんばれ!
今はネットニュースに押され気味の新聞ですが、コロナ騒ぎをきっかけに見直す人が増えるような気もします。緊急事態宣言が出てから、心なしか薄くなったように思えますし、チラシも減って寂しい限りですが、いつかは元の状態に戻ると信じています。
娘たちは動画配信サービスを利用して、昔の映画やアニメを自室で楽しんでいるようですが、 夫と私は好みが違って、なかなか一緒に見られる作品がありません。 だから本当に新聞に頑張って欲しいです。