今年ももうすぐお彼岸・無事に墓掃除が終わって思うことは毎年同じ?

お墓 季節

早いもので今年ももうすぐお彼岸になります。結婚してから30年も経つのに、未だに私は彼岸というと中日(春分の日)のことばかりを考えてしまいます。しかし、お彼岸は期間が長いですよね。彼岸の入は18日、本当にもうすぐなので、今日は慌ててお墓の掃除をしました。

夫は一緒に掃除をすると言ったが…

明日は夫の仕事が休みで、例の心臓の検査を受けにいつもとは違う病院に行きます。今までこれと言った病気をしたことがない夫はこんなことを言っていました。

休みの日に病院から帰ってきたら俺も墓に一緒に行くよ。一人で慌てて掃除しなくてもいいからね。

夫の言葉を聞いたときには、そうしようかなと思いましたが、初めて行く病院で診察と検査を受けるのはきっと想像以上に疲れるはずです。予約は午前9時30分にとってありますが、すんなり診察をしてもらえない可能性もあります(大きな病院ではよくあることだと思います)。

だからやはりいつもの通り、私が一人でお墓の掃除をしてきました。今まで寒いとか花粉が飛んでいるとか、理由をつけてさぼってきたため、外での作業は思った以上に身体がきつかったです。朝9時から作業を始めて正午を過ぎても、完全には作業が終わりませんでしたが、一応パッと見にはきれいになったと思います。

何とか掃除を終えて考えたことは?

かなり昔に作られたお墓のため、敷地(?)が広いこと、そして自分の家のお墓だけでなく、その周りの通路まで草取りや落ち葉掃きをしなくてはいけないことが時間のかかる理由でしょう。今年も無事に掃除ができてお彼岸が迎えられそうで、良かったと思うと同時にこんなことが一体いつまで続くんだろうと考えてしまいました。

これも毎年同じことを考えているようですが、年々思いが強くなっているような気がします。お墓を守るというのは、今までは代々親から子どもに引き継がれてきました。私も夫の家のお墓ではありますが、自分もここに入るのだからと思って積極的に世話をしてきたつもりです。

しかし、私の場合はもっと年をとっても引き継げる相手がいないような気がします。延々と自分でやらなくてはならない未来が見えるから、ネガティブな考えが出てくるのかもしれません。

我が家には娘が2人いますが、どちらも世間一般の生き方ができるとは思えません。つまり定職について将来は結婚して、という人生設計が描けないようなのです。そのような娘たちにお墓の世話をしろとは言いにくいです。それは娘たちにとんでもなく重い荷物を背負わせるようなものだと思います。

しかし、もし娘たちが結婚などをするとしても、それはそれでお墓のことを頼みにくくなります。結婚した相手の家のお墓のことを考えるようになれば、実家のお墓のことは余計なお荷物になるでしょう。それは私自身の今の状態を見れば明らかです。

墓じまいも検討するべきかも

大体娘たちがお墓の世話ができるほどになったとして、その後はどうなるのでしょうか。その後で我が家のお墓の世話をする人が出てくるとは思えません。我が家は娘たちで打ち切りとなる可能性が高いです。それがわかっているなら、私と夫は墓じまいをするべきなのか、とも考えます。そうすれば気持ちが軽くなるし、我が家のお墓が荒れ果てて周りの人に迷惑をかける心配もありません。

しかし、墓じまいにはかなり費用がかかるそうです。それでなくても、我が家は夫の祖母が住んでいた実家を解体して高額の費用を負担した経験があります。まだ敷地には古い納屋が2棟も建っていますから、そちらもいずれ解体が必要です。この上お墓まで…、と考えるとつい理不尽だ!と怒りたくなるのです。

毎年、同じようなことでグズグズ言っているような気がしますが、これからお墓を購入したいという方はぜひ一度立ち止まって考えてみて下さい。本当にお墓を購入して大丈夫でしょうか?買ってダメなら、すぐに返品できるようなものだと良いのですが、お墓は一度建ててしまうと、ずっとついてまわります(当たり前か…)。今年は夫の心臓のこともあって、余計にグズグズ言っているのかもしれませんね。

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