昨日当地では秋祭りで、9年ぶりに山車曳きが行われるはずでしたが、雨のために中止になってしまいました。
祭りの神事などは変わらずに行われますが、メインイベントの山車曳きが中止になるのは、関係者にとってはがっかりすることに違いありません。
たくさんのおにぎりを持って帰宅した夫
すべてが終わり、夫はたくさんのおにぎりを持って帰宅しました。御神酒所に行ったら「誰も来ないのでたくさん余ってしまいました。もったいないので、良かったら持って帰ってください」と言われたそうです。
山車曳きのルートは事前に決められており、山車曳きの人たちが休憩する「神酒所」もいくつか設置されています。その神酒所を設置して、運営するのは自治会の班の人たちです。
山車曳きをする人たち、山車の上でお囃子を演奏する人たちのために、神酒所にでは食べ物、飲み物をふんだんに用意します。
子どもたちのためにはお菓子、お祝いを持ってきた人のためにはお返しも用意されていますが、昨日は雨のために訪れる人はほとんどいなかったので、たくさんのおにぎりが余ってしまったというわけです。
美味しいおにぎりだから、余計に悲しい
それはせいろで本格的に蒸して作った、お赤飯のおにぎりでした。とても美味しくて、嬉しいはずのおにぎりですが、なんだか食べていると悲しい気持ちになりました。本当はにぎやかに山車が到着して、浮き立った気分の中で喜ばれて食べられるはずだったのです。
余り物として配られるとは、作った人もおにぎりも両方可愛そうでした。お祭りの場合、店に注文したものなら、当日キャンセルができることも多いそうです。しかし、手作りのものはそうはいきません。
こういう、ちょっと悲しいことをなくすには、一体どうしたら良いのかとおにぎりを食べながら考えてしまいました。
余談
そういえば、お赤飯のおにぎりに1つだけコンビニのおにぎりが混ざっていました(海苔がパリパリのタイプ)。あれを次の日の朝、美味しく食べる方法ってあるのかな、と思っていました。
悪くなるのが心配で、冷蔵庫にしまうと次の日、お米の粒がパサパサになってしまうのです。今回は野菜室に入れてみました。野菜室は冷蔵庫の中では比較的温度が高く、湿度もあるそうなので、パサつきが抑えられるかと思ったからです。
今朝食べたら(レンジで加熱せず、そのまま少し常温に置いていたものを食べました)、結構良い感じで食べられました。でも、おにぎりはその日のうちに食べるのが最良なのだと思います。
次の日も必ず美味しく食べられる方法があれば、少しはおにぎりが余っても悲しくならないのではないでしょうか。