レジ袋の有料化で今思うこと

マイバッグ 生活

レジ袋が有料になってから、もう4カ月経ったそうです。これについてはいろいろな意見がある人がいるでしょう。今朝の新聞でもレジ袋有料化についての意見を5つ掲載していました。

レジ袋だけでは意味がない?

私の夫もよく言っていますが、世界中のプラスチックゴミの中で、レジ袋が占める割合は低いものだそうです。だから、レジ袋だけを有料化しても意味がないのではないかという意見の人がいます。

今まで無料だったものにお金を払うのが嫌、レジ袋はゴミ袋として使っていたのに、もらえなくなって不便などの意見もあります。

私はまずはレジ袋だけを対象にしたことは、間違いではなかったと感じています。レジ袋が有料化しただけで、こんなに世間の人たちが混乱するのです。

レジ袋が地球上から消えてしまったわけではないのに、これほど文句を言う人たちがいるなら、他のプラスチック製品まで使用を制限されたら、どれほど世の中が混乱するか、恐ろしいくらいだと思います。

レジ袋から始めよう、というつもりでいれば、レジ袋だけを制限しても意味がないなどと文句を言わなくても済むはずです。

レジ袋は昔から高価だった

今まで無料だったものにお金を払うのが嫌だという方には、よく考えて欲しいです。小売店で一度でも働いたことのある人なら、レジ袋をお店側でわざわざ購入して、お客さんに無料で差し上げていたことを知っているでしょう。そしてその値段が、決して安くはないということも。

中には商品の値段にその袋の値段が反映していたこともあったでしょう。私たちは知らない間に、レジ袋を買っていたのかもしれません。だから、レジ袋が有料化したからといって、単純にお客側の負担が増えたと考えることはないと私は思います。

中には純粋なサービスとして袋を付けてくれるお店もあったでしょうが、レジ袋はなくても済むことがこの数カ月でわかった人も多いでしょう。それをわざわざお店に負担してもらうのは、お客の立場としても心苦しいので、もっと別なサービスを考えて欲しいと思います。

レジ袋は万能ではない

レジ袋は大きさが手頃なので、ゴミの量が多くない時にはピッタリに思えますが、材質はお金を出して買ったゴミ袋に劣ると思います。レジ袋は長い間生ゴミを入れておくと水分を通すものが多いと感じます。ゴミ箱の中がなんとなく臭くなるのは、レジ袋を使ったときに多いです(あくまでも個人の感想です)。

レジ袋はあくまでも短時間、買った商品を入れて運ぶためのものですから、それを私たちは忘れないようにしたいです。レジ袋をいろいろな用途に使うようになったのは(ゴミ袋の代わり以外にも、何かを差し上げる時にはレジ袋に入れて渡す人も多いでしょう)、あまりにもレジ袋が家庭に溜まっていて、もったいないと感じた人が多かったためでしょう。

もともと家庭では、誰かにお菓子をあげるなら半紙などを使っていたし、野菜をおすそ分けするなら新聞紙を使っていました。レジ袋はそれ以上でも以下でもないのです。

やはり最初はレジ袋を減らしたい

我が家では今、プラスチックゴミが一番溜まって厄介です。いつの間にこんなことになったのかと考えてしまいますが、自分でもよく思い出せません。でも、プラスチックに恩恵を受けたことも忘れたくありません。

プラスチックは軽くて持ち運びに便利な上に、割れたり錆びたりしないので使う時に気が楽です。もしこの世にペットボトルがなければ、今でも苦労している買い物がもっと大変なことになっていると思うのです。

でも、このプラスチックの特徴がそのまま私たちの首を絞めることになっています。劣化しないから捨てられたら永久にそのままだし、軽いので地球のどこにでも散らばっていきます。人類を助ける大発明だったプラスチック、共存していく道はないのでしょうか。

私たちにできることは、なくても済むものを使わないことだという気がします。だからやはり、まずはレジ袋なのだと思います。これがうまく行ったら、次はプラのカップでしょうか、それとも肉や魚を載せているトレーでしょうか。段階を踏んで減らせるプラスチックは減らしていくべきです。

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