半年に一度歯科医院で検診と、クリーニングをしています。以前は歯の詰め物が取れたときくらいしか歯科医院には行きませんでした。だからクリーニング(メインは歯石を取ることです)にも時間がかかり、私も痛くて大変でしたが、歯科衛生士さんはもっと大変だったようです。
しかし、大変でも歯石を取らないと虫歯の原因になるし、歯肉炎も起こすことがあるそうです。私も一度歯肉炎を起こしたことがありました。
短時間でも嫌な理由は?
最初のうちは、二度に分けてクリーニングをしたりしていましたが、朝晩デンタルフロスを使うようにして、クリーニングを半年に一度するようになると格段に時間がかからないようになりました。
最初は一年に一度、歯科医院に行くようにしたのですが(それでも私としては頑張っていたつもりでした)、それでも今のようにクリーニングが早く終わりませんでした(デンタルフロスを使っていなかったことも影響しているかもしれません)。
今日は検診、歯石取り、最後の歯磨きの行程まで含めても30分かかりませんでした。ただ、30分でも歯石取りは愉快なものではありません。歯石は物理的に削り落とさないとならないのです。ただ、私は痛いのは比較的我慢ができるのですが、音に弱いのです。
歯科医院というとまず思い出すのがキーンというドリルのような音ではないでしょうか。私の場合、あの音は虫歯の治療で聞くことはほとんどありません。しかし、歯石を取っている間はずっと耳の直ぐ側であのキーンという音が響いているのです。
あの音を聞いていると、私は鳥肌が立つような気がします。よく学生時代に黒板を引っかく音を聞くと鳥肌が立つくらい嫌でしたが、その嫌な感じと似ています。
それから私は顎関節が弱いらしくて、長い間口を開けていると顔の下半分くらいが痛くなってきます。頭もボーッとしてくるようで、歯科衛生士さんの「右を向いてください」だの「口を閉じてください」だのという要求にとっさに反応できなくなります。
音が変われば…
いろいろと嫌な点はありますが、あの音がもし軽減されたら、ずいぶん歯科医院へのハードルが下がるのではないでしょうか。こんなにいろいろなことが日進月歩で変化しているのですから、音くらい軽減できるだろうと思うのですが…。誰か静音タイプの機械を発明してくれないか、と思っています。
それとも現在の機械はすでに静音タイプになっているんでしょうか?だとしたら、どうしましょう。
クリーニング時間短縮のために
音がすぐに変わらないなら、クリーニングにかかる時間を短縮して、自分が音を聞かないようにするしかありません。歯科医院に行くたび、クリーニング時間を短縮するために、もっと歯磨きに気を使おうと毎回思います。もちろん今回も決意を新たにしました。
そういえば、以前は歯石を取ると、歯がむき出しという感じになって、冷たい水などの刺激に驚いたものでした。空気すら刺激と感じ、歯石がない状態が薄ら寒いように感じていました。しかし、もうそれもありません。私自身が歯石のない状態がデフォルトになったようです。
この調子で、検診とクリーニングを続け、なるべく自分の歯で食事をしたいと思っています。