素麺

先日お中元として素麺（ソーメン）をいただきました。前にも記事に書いたと思いますが、夫は食べた気がしないので素麺は嫌いだそうです。以前天ぷらと一緒に素麺を出したところ、30分近く文句を言い続けたので、もう懲りました。次女も嫌いとまでは言いませんが、夫と同じ意見のようです。

東西で素麺に違いがあった

私はけっこう素麺が好きだし、長女にいたっては大好きだと言っています。せっかくいただいたのだから、みんなで仲良く食べたいのですが、嫌いだと言われるとなかなか出せません。夫は別々に麺を茹でれば良いと言いますが、それは面倒だし言うことをきくのが癪に触ります。このままでは素麺が減らないと、気になっていました。

素麺のことばかり気にしていたせいでしょうか、今日、リウさんのブログを読んでいたら、2017年の記事にこんなのがありました。「ソーメンの断捨離☆知らなかった！ソーメンの具材が東西で違うなんて…」この記事で私は初めて関西では素麺と一緒に冷やし中華のような具材を食べることを知りました。だからお昼に素麺でいいよ、などと言われるとムッとするのだそうです。

私は埼玉県在住ですが、結局素麺だけだと物足りないということになりますから、最初から具材を用意しておくのは良いアイディアだと思います。そばや素麺のお供には天ぷらをよく作りますが、いつもそればかりだと飽きてしまいますし、夏場に天ぷらはしつこいような気もします。このアイディアは新しい食べ方として、関東地方でも採用したいです。

しかし、素麺でもそばでも、大きな鍋にお湯を沸かすことに変わりはありません。夏は考えただけでも熱くなります。つるりと食べられる麺類はあっという間に食べ終わってしまいますが、作る人は暑い思いをしているわけですから、それを忘れないようにしたいですね。そうすれば素麺でいいよ、などとは言わなくなるような気がします。リウさんにムッとされることもなくなるはずです。

素麺には魅力がある

私は素麺にはそばにもうどんにもない食感が魅力だと思っています。麺は細いけれどほのかに弾力があって、喉越しも楽しめます。私はそばやうどんの喉越しは楽しめません。無理に楽しもうとすれば、喉に詰まって窒息しそうな気がします。

毎週食べたいとまでは行きませんが、まったく食べないのも惜しいのが素麺だと思っています。だから食べることに執着している夫が素麺だけは食べたくないと言っているのを聞くと、なんだか不思議なのです。