私の小さな自転車・ムダになるかと思いきや盗難防止の役に立った?

生活

私は2015年、パート先に行くために自転車を1台購入しました。もう、そのときは数ヶ月仕事をしていて、これなら自転車を買ってももとが取れそうだと判断しました。パート先からは、自動車通勤は駐車場が空いていないからダメだが、自転車なら構わないと言われたのです。

自転車を購入してしばらくすると、実家の母が入院し、回復するどころかあれよあれよと悪化してしまいました。結局、パートは辞めることになり、自転車はそのまま我が家の車庫の中に置き去りになったのです。

最初はせっかく買ったのだからと、何とか乗る機会を作ろうとしましたが、もともと少し離れた場所に行くのには自動車を使っていたため、自転車に乗るのは長続きしませんでした。いずれ自転車は朽ちて捨てられてしまうのか、と思っていましたが、なんと数年前(多分3年位前です)から長女が自転車を使うことになったのです。

出番のなくなった自転車だったが

自動車を運転しない場合、我が家から最寄りの駅に行くには自転車が必須ですから、長女は自転車を持っていました。しかし、長女はよく自転車を盗まれます。自宅の敷地内で盗まれたこともあります(このときは気持ち悪かった…)。数年前にも駅の駐輪場で盗まれ、最初は新しい自転車を買うまでのつなぎとして、私の自転車を使ったのです。

つなぎとなった理由は、私の自転車のサイズが通常のものよりも小さいからです。通常、女性が乗るのは小さめでも26インチが多いようです(店頭でも女性用は26インチのものが数が多い印象です)。私は背が低いこと、年を取ってから久しぶりに自転車に乗ることを考慮して24インチのものを購入しました。

長女は小さすぎる自転車は運転がしにくいだけでなく、なかなか先に進まないから嫌だと言って、新しいものを買うまでのつなぎとして貸して欲しいといったわけです。

小さな自転車に乗り出してしばらくは、文句を言っていた長女でしたが、しばらくすると文句を言わなくなりました。そうして、数ヶ月過ぎた頃こんなことを言ったのです。

段々、慣れてきたよ。もう、前の自転車と変わらない感じ。新しいのを買わなくても、このままで良いかな…

こうして、長女はそのまま私の自転車を使うことになり、現在に至っています。実は自転車を見る度に私は心にチクチクするものを感じていました。パートを途中で辞めてしまった挫折感、使わない自転車を買ってしまった罪悪感、車庫の中で場所を取る自転車に対しての鬱陶しい思いなどがごちゃ混ぜになって私の心をチクチクと刺激しているようでした。

長女に自転車を使ってもらうことで、罪悪感と鬱陶しい思いはかなり軽くなったと思います。だから、使ってもらうことができて本当に良かったです。長女もムダな出費が抑えられて良かったと喜んでくれましたが、さらに良いことがありました。

泥棒は小さい自転車が嫌い?

それは自転車が盗まれなくなったことです。今までは数年に一度盗まれていましたが、私の自転車になってからは大丈夫です。長女とも「そういえば、最近自転車が盗まれないね」と話しましたが、多分、自転車を盗む人が小さすぎて乗りにくそうとか、恥ずかしいという思いになるのが理由ではないでしょうか。

今までは口うるさく長女に「自転車を降りたらロックを忘れない!」などと言っていましたが、それも一切なくなりました。口うるさく言われる方も嫌だと思いますが、口うるさく言う方も実はストレス満載でした。言わないでも、何も起こらないのは本当に嬉しいです。

自転車については長女の需要があったために、うまく収まりがつきましたが、他のものでうまくいくとは限りません。次回、何か新しいものを購入するときは十分に気をつけたいと思います。

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