テレビも壊れる!

ほろ苦い後味のドラマ 生活

我が家のテレビが壊れそうです。私は今朝、起きてすぐにテレビをつけました。これは半ば習慣になっています。

音が出ない

ところが音が全くしませんでした。いくら音量を上げても、変わりません。誰かが設定を変えたのかと思い、色々といじっているうちに、自然と音が出るようになりました。

ところがその後、再び無音の状態になったのです。どうも勝手に設定が変わってしまうようです。

とりあえず音が出るなら、まだテレビとして役に立つわけですが、いつ音が出なくなるのか、私にもわかりません。

ドラマを見ていて、一番良いところで音が出なくなったら、どうしようかと思います。今までも、テレビの画面が一部欠けていることがあり、家族からはうっとうしい、見ずらいなどの文句がありましたが、音が聞こえないというのも大概嫌になります。

人間の情報は大半が目から入ってきていると聞いたことがありますが、音も大切なことがよくわかりました。我が家のテレビは購入してから、10年経ちました。もう壊れても文句は言えません。

テレビの思い出

もちろん新しいテレビを購入しようとすると、かなりの出費になるとわかっているので、文句を言いたい気持ちはありますが、このテレビが家に来てできた楽しい思い出のことを思うと、なるべく穏やかな気持ちでいたいと思います。

デジタル放送が始まってすぐに購入したテレビ。薄型になったので、今までよりも大きなサイズを設置することができました。画質の向上には、家族で驚いたものでした。番組を録画するのが簡単になったことにも感心しました。

以前は番組を録画するのに、ビデオテープを買って置かなければならなかったし、せっかく録画予約をしても、前の番組が延長すると、お目当ての番組がちゃんと録画できないこともありました(よくそれで次女が悔しがっていました)。

それを防ぐためにGコードを入力して録画するという方法がありましたが、我が家ではビデオ用リモコンのテンキーが壊れて、Gコードが入力できなくなったのです。番組を録画したいときには、毎回前の番組のことまで調べて失敗がないようにするなど、手間暇をかけていました。

今では考えられないほど録画が簡単になりました。子どもの頃にチャンネル争いという言葉があったのが嘘のようです。今なら、録画して後で見れば良いわけですから、争いの機会はグンと減ったはずです。ビデオテープを保管する必要もなくなったので、スペースも要らなくなりました。

テレビは次女の楽しみにも

テレビとは関係ありませんが、テレビを買い替えた後に、次女が引きこもりになりました。1人でのびのびできる時間は家族が寝てからだけ、とよく次女は口にしていました。今でも実際に好きな番組を録画して深夜に1人で楽しんでいます。

あまり感心しない人もいるかもしれませんが、テレビが少しでも次女の楽しみになっているなら、私はそれで良いような気がしています(実は私もドラマは静かに見たいので、次女の気持ちがわかるのです)。これも録画が簡単になったおかげでしょう。

きっともうすぐこのテレビともお別れですが、最後まで感謝したいと思います。地震が起きたときに、夫が必死でテレビを抑えていたのも今は良い思い出です。

それにしても、画面が映らないことはとても気にしていましたが、まさか音にまで影響があるとは思いませんでした。家電と言えども、長年一緒にいると、思わぬ変化球を返してくるものです。『こう来るか』と思わせられる相手は人間だけではなかったのです。

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