長女の展示会が終わって感じたことアレコレ

展示会が終わりました 家族

1週間に渡る長女の展示会が昨日で終わりました。最終日の昨日には、高校や専門学校時代(どちらも美術系)の友人だけでなく、長女が週刊誌の小さなコーナーの4コマ漫画を連載していたときの担当編集者さんまで、わざわざ来てくれたそうです。

思い切り描きたい絵を描き、それを人に見てもらえた長女。懐かしい顔を見ることもできて、とても満足そうでしたが、まだ何者でもない長女たちは絵の搬入や搬出などの仕事も自分たちですべてやらなくてはなりません。

展示会で長女が大人になったことを悟るが

展示会は昨日で終わりですが、今日は搬出があるからと言って、長女は朝から出かけていきました。お金を稼ぐこととは直接関係がありませんが、長女は自分の力で展示会を開き、周りの人とも良い関係を築いています(かつての私のように誘いを無視せずに、駆けつけてくれる友人を持っているのですから、良い関係を築いていると言えるでしょう)。

長女に関する限りは子育てはもう終わっていると思っても良さそうです。私は心のどこかでまだまだ安心できないと思っているのですが(先日のように姉妹でぶつかり合って、感情的になったりするため)、長女が大人になって自分の世界を作っていることは認めていくべきだと思っています。

実は、展示会を見に行った方が良いのかとも思いましたが、きっと人の入りも微妙だろうし、親が行くとかえって気まずいのではないかと思いました。夫も同じ思いがあったようで、行こうかとも言いませんでした。

明らかに長女が大人として自立していると認められる状態なら、長女とも大人同士として付き合えるわけです。反対に私たちは何の気兼ねもなく展示会に行けたのではないかと思います。だから、やはり長女が大人になったと言っても、まだ微妙なところがあるのでしょう。

大人になったとわかる場面が減っている?

最近は昔のように就職して家を出るとか、結婚するとか、わかりやすく大人になったという区切りが少なくなっているため(我が家だけでしょうか?)、うかうかしていると親はいつまでも自分の子どもが幼いときのままの気持ちで接することになるような気がします。

そんなことを続けていると、いつかは親も疲弊してしまうでしょう。子どもの人生と親の体力を守るためにも、親は子どもが大人になったというサインを見逃さず、子どもとの距離のとり方を変えることがこれからは益々大切になるのではないでしょうか。

長女の展示会が終わったことで、なぜか私までホッとしました。だから、こんなことを考えたのでしょう。この展示会が長女本人の人生にも、私や夫の人生にも大きな分岐点になるような気がしています。

心底安心できる日は来るのか?

それにしても、搬出作業と言っても、長女は車の運転をしません。多分、絵をすべて担いで帰ってくると思います。私も1度見ましたが、大量の絵を担ぐ長女の姿はちょっと人を驚かせるところがあるので、私としてはこのご時世、電車の中で問題になるのではないかと心配です。

そういうところも、少し考えてくれるようになれば、本当に私たちは安心できると思うのですが…ちなみに宅配便は、万が一にも絵が傷ついたら困るので使いたくないそうです。心底私たちが安心できる日は来るのでしょうか?

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