年齢のせいなのか、更年期障害のせいなのか、中途覚醒や早朝覚醒に悩まされます。もっとも私の場合は妊娠中からだったので、ストレスなどが作用しているのかもしれません。
私は家族からよく昼間眠っていると思われているようですが、それも長くて30分ほどでそれほど長い昼寝ももうできません。
もともと朝は早かったけど
もともと夫の出勤が早いので、夫の仕事がある日は5時に起きていましたが、最近は3時過ぎに目が覚める日もあります。眠れずにただ暗い中で横になっているのは辛いですが、この季節起きるのも寒くて辛そうです。
どうも、私は未だに夫や長女を時間通りに送り出さなくては、弁当も持たせなくては、とかなり強く思っていて、それがストレスになっているようです。2人とも仕事が休みでも、ゴミ出しの日は気になって起きてしまうことがあります。
収集車が来る時間に間に合わないと困ると思っているからでしょうが、収集車が来るのは午前8時過ぎです。いくらなんでも、早朝3時や4時に起きるのは自分でもバカバカしいと思っているのですが、気になるものは気になります。
洗濯が気になることもあります。洗濯かごの中身を前日の夜に見ているため、明日はたくさん洗濯しなくては、と思ったりするともういけません。冬になると乾きが悪くなるため、なるべく早く洗濯をしたいと思って、気になりだすのです。
眠れないなら、活動する?
どんなに目が覚めたと思っていても、あまりにも早くから活動を始めると、家族にも迷惑がかかるし、自分自身が疲れます。私は朝起きてからなるべく続けて掃除や洗濯を終わらせるようにしているため、どうしても午前中のうちに動くことになります。
朝4時ごろから動き出すと9時頃にはもう疲れてくるのです。9時と言えば世の中はまだ動き出したばかりです。その時間にもう疲れてしまうと、私はなんだか気持ちが暗くなってくるのです。
例えて言うなら、自分だけが世の中からはみ出しているような気持ちとでも言えば良いでしょうか。私がもっと若くて体力があれば、また違うのかもしれませんが、今の私は朝5時に起きるので精一杯ということなのでしょう。
たとえ眠れていなくても、5時まで布団の中に横たわっていると、その後の疲れ方はまったく違います。
母の言葉を思い出す
よく子どもの頃、眠れないよと母に訴えたことがありました(私は成人するまで宵っ張りの朝寝坊、低血圧でした)。するとこう言われたものです。
布団の中で横になっているだけで、身体は休まるっていうから。眠れなくても、横になってじっとして身体を休めてあげなさい。
つい最近まで私はこの言葉にちっとも納得していませんでした(眠れないならその時間に何かした方が有意義だと思っていました)が、今になって度の過ぎた早起きは疲れることがわかり、初めてお母さんの言ったことは正しかったな~、などと思っています。わかるまでに長い時間がかかり、母には申し訳ないことをしました(6年前に亡くなっています)。
中途覚醒や早朝覚醒に悩む中高年の皆さん、あまり早くから活動すると疲れてしまいます。横たわっているだけで休息になるのはどうやら本当です。眠れずにただ横たわっているのも大切な時間と考えて、自分を労って生活しましょう。