医師にストラテラ(発達障害の人によく処方される薬です)を処方された長女でしたが、眠れない、胃もたれがひどいなどの副作用が出てしまい、自分の判断で服用を中止しました。服用を始めてからちょうど1週間経っていました。
医師の意外な回答とは
薬を処方された時に、薬がなくなる頃に様子を見るために診察予約を入れていました。昨日がその日で、長女は診察のときに医師に副作用のことを伝えたそうです。
私はてっきり他の薬を処方してくれるのかと思っていましたが、医師の返答はこういうものでした。
1週間でやめるのは、もったいないです。もう少し様子を見て下さい。
ストラテラは服用して1週間位が一番副作用が出るそうです。効果はもっとあとから感じられるために、今やめると実感するのは副作用だけで、効果はまったく得られないということです。
それで長女は新たに睡眠導入剤を処方されました。胃もたれに関しては自分で胃薬でも飲んでしのいで欲しいと言われたそうです。
不安はあるけど
最初は確かに苦しいかもしれないけれど、服用を続けて良かったと言っている患者さんもいるので、頑張ってほしいとも言われたそうですが、こうして薬の種類が増えていくのではないかと、何だか私は不安です。
ただ、その医師も誰にでもストラテラを処方するわけではないと長女に言ったということですから、長女にはストラテラを処方されるだけの何かがあったのかもしれないとも思いました。
長女も自分でストラテラの服用を継続すると決めました。決めたからには頑張って欲しいとも思うけれど、やはり身体に直接影響することなので、無理はしないで欲しいとも思うし、いろいろと複雑です。
長女は2月5日に誕生日を迎えて28歳になりました。幼い頃はよく熱を出して、薬を飲んでいました。そのころもいろいろと心配しましたが、まさかこんなに年をとっても心配するとは思ってもみませんでした。
危機回避能力を信じて
長女は小学生のころ、カゼ薬の量を間違えて処方されたことがありました。私が飲ませていたわけですが、1日量を1回で服用させたのです。私は何も考えずに薬瓶の目盛り通りに、長女に薬を飲ませていましたが、長女自身が飲むのを嫌だと言い出しました。
普段はそんなことは1度も言ったことがなかったので、おかしいと思って調べたら、薬瓶の表示が間違えていたのです。おかしいと思う感覚がそのころの長女にはあったのです。
きっと今もその感覚があると信じて、ストラテラの服用を見守りたいと思います。
でも、ため息が出そう
我が家では夫が大の薬嫌いです。手術後の鎮痛剤を拒否して、看護師さんを困らせた経験もあります。薬はみんな毒だと言ってはばかりません。だから、長女が睡眠外来に行ったことも、ストラテラを処方されたこともすべて伏せてあります。
しかし、同じ家で暮らしていて、ずっと隠せるわけもないでしょう。これからの夫の反応も心配です。長女と夫、両方を思うとちょっとため息が出そうです。
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