先月の25日あたりから、やけに身体が痛いので気になっていました。関節痛ならコロナで発熱したときにも経験しています。その時の痛みとよく似ていると思いましたが、今回風邪の症状はほぼありません(毎年この時期には、アレルギー性鼻炎の症状ならあります)。
なぜ、身体だけが痛いのか、と気にかかっていたので、通院のときに主治医に相談してみました。
知らないうちにコロナになっていた?
主治医は私の訴えを聞いた後で、こんなことを言いました。
身体のあちこちが同時に痛い、または痛い箇所が移り変わる場合は内科的な原因があることが多いです。この症状は細菌感染の後に現れることが多いですが、何か心当たりはありますか?
私には花粉症の症状以外はなかったのですが、主治医は最近花粉症がひどいと言っている患者を診察したときに念のためにと行ったコロナの抗原検査が陽性だったと言います。
今年は例年通り花粉症になったと思ったら、関節痛が出現、初めて何かが違うと思い当たる人が増えているそうです。この話は私にとってかなり身に覚えがあったため、とても納得しました。
私が身体の痛みを覚えた先月の25日。夫はすでに自治会の会合に出席した後、かなりひどい咳をするようになっていたのです。その咳を聞いて、私はまた家族全員が具合が悪くなるのではないかと嫌な気持ちになりました。
医者に行くなり、薬を飲むなりして欲しいと夫に言ったのですが、まあいつもの通り、夫は私の言う事など聞きません。
夫本人は花粉症だと主張していましたが、もしかするとコロナだったのかもしれません。その会合に出席した人の中に、コロナに感染した人がいたことが後からわかりました。また、25日当日には夫は市民芸術祭に参加。その中にもコロナに感染した人がいたそうです。
夫と同じ部屋で寝ている私も、コロナに感染したとしても不思議はありません。
咳だけ、鼻水だけでも注意をして欲しい
発熱すると動けない人でも、ちょっと咳が出る、鼻水が出るくらいなら動けるため、軽く考えるのではないでしょうか。私が子どもの頃は、熱がないのに学校を休むなんて…と考える人が多かったようです。
私は幼い頃から、咳が出ると止まらなくなることが多く、嘔吐するまで咳き込んだ経験もあります(発熱していないのに肺炎と診断されたことも…)。そのため、咳が出始めると、大事をとって学校を欠席することも多かったのです。
しかし、夫は昭和の時代の考えそのままで生きてきたため、咳が出たから安静にするなどとは、考えられなかったのでしょう。夫はこれからは考えを改めて、症状が咳や鼻水だけでも他人に感染させないように注意を払って欲しいです。
そんな症状があるのに、会合に出席するなど言語道断です。コロナが5類に移行しても、コロナそのものがなくなったわけではありません。今までできなかったことを取り返したい気持ちはわかりますが、焦らず少しずつもとに戻していく方が良いのではないかと思います。
どうか皆さんもこの季節、体調に留意して無理のないようにお過ごしください。