新年度が始まり、自治会でも久しぶりに総会が行われます(ここ数年はコロナの影響でできなかったのです)。自治会の総会と言えば、お約束の飲み会があります。どちらかと言えば、こちらの方が主目的なのではないかと思われるフシもあります。
飲み会に出席する夫に不安
夫はもちろん、飲み会に出席するそうです。一口に自治会と言っていますが、実際に現在住んでいる地区と、その地区が属している地域があるため、総会も2回、飲み会も今夜と明日と2回あります。先月は飲んで帰った夫と私が長女まで巻き込むいさかいになりました。
夫は反省していると言ってはいましたが、そもそも酒に酔っているときに反省などできません。そんなに理性が働くなら、それはもう酒に酔っている状態ではないでしょう。しかし、私と長女は酒に酔っているときの夫の言動が嫌なのです。
楽しく機嫌よく酒を飲むならまだしも、人に絡む、説教をする、自説の押し売りをして「うん」と言うまで開放しない、そして挙句の果てにはトイレでないところで放尿する、道で転んで気を失うなど、誰にとっても嫌だろうと思います。
翌日、それを指摘しても「酔っていて覚えていない」とか「酔っていたんだから、仕方がないだろう」などと開き直りとも取れることを言うので、余計に私は腹が立ちます。
この前のいさかいからまだ1ヶ月程度しか経っていませんから、今回は大丈夫、きっと節度を持って飲んでくれると思っていますが、正直心配も大きいです。果たしてどうなるでしょうか。
私の断酒は順調です
そんな夫のおかげなのか、私の断酒は順調に進んでいます。酔っている夫を思い出すと、大好きだった酒も『まあ、いいか。今日はやめておこう』という気持ちになります。
普段とはあまりに違う行動をとる夫を見ていると(普段から押し付けがましいところはありますが、酒を飲むとそれが段違いになるのです)、酒に蝕まれているような、どこかが破壊されているような気がして怖いと思うようになりました。
そんな夫が身近にいるのに、よく私は平気で酒を飲んでいたな~、と呆れるような気持ちにもなっています。親のうち1人はいつもシラフでいる方が良いのではないでしょうか(もう、今更といった感じですが)。
これから先が本当の断酒かも…
断酒断酒と偉そうに言っていますが、まだ1ヶ月しか経過していません。今までにも1ヶ月くらいなら、酒を飲んでいない時期が私にもありました。そのときは、1ヶ月も飲まないでいられるんだから、私はちゃんと酒をコントロールできているんだ、と思ってしまいました。
そして、コントロールできるんだから、飲んだって大丈夫とも思ってしまい、自分に飲酒を許可してしまったのです。だから私にとっては、これから先が本当の断酒なのかもしれません。
ただ、救いなのは前ほど酒のCMが気にならなくなったことです。以前はこれほど酒のCMって多かったのか…とイライラしながら見ていましたが、それがほとんど気にならなくなりました。
もう、酒が飲めないんだと自分で自分を追い込んでしまったのかもしれません。それで画面に出る酒を余計に気にしてしまったのかも…と思います。もともと私は画面にどんな飲み物や食べ物が出ても、ほとんど気にしませんでした。
ようやく平常心の自分に返ったのかもしれません。これも夫のおかげだと思うようにします(無理やり…)。