ここ数日、銀行がどうの印鑑がどうのと言う記事を書いています。
夫は3つの金融機関を使い分けています。私は2つです。それほど多いとは思いませんが、すぐにどれがどの印鑑だったのかを失念します。失念するたびに何とも嫌な気持ちになりますが、今回のことで実は夫もそうなのだとわかりましたから、これはもう仕方のないことなのだと思っています。
使わない金融機関は解約!スッキリしたはずなのに
以前はもっと多くの金融機関を使っていました。幼稚園や小学校では給食費などの振込に使える金融機関を指定されることがあったからです。独身時代に使っていた金融機関の通帳なども持っていたため、子どもたちが幼い頃は通帳の管理だけでも気が重かったのです。
それを次女が小学校に入学したのを機に解約してまわり、今の状態にしました。今の状態(夫婦で金融機関5つ)は努力してスッキリさせた結果だと思っています。それなのに、印鑑がどれかを失念するのは変わりません。本当にがっかりします。
金融機関には印鑑だけでなく、暗証番号もつきものですが、私はこれも昔から苦手でした。ATMの前に立つと、なぜか頭の中が真っ白になって覚えていたはずの暗証番号が出てこなくなるのです。銀行のカードにロックがかかったことも1度ではありません。
私と夫は1歳違いです。これから先がとても不安です。せめて金融機関から印鑑を使うという常識がなくなってくれれば、少しは気が軽くなりそうです(暗証番号の不安は残りますが)。
現在が一番中途半端で嫌な時代かも
かつての通帳にはお届け印を押す欄があり、それを見て『この印鑑だったかな?』と考えることもできました。しかし、最近はセキュリティのためにお届け印を押す欄はありません。いよいよ本人の記憶が頼りになるのです。
本当に金融機関については、中途半端で嫌な社会だと思います。通帳も印鑑も不要のネット銀行があるかと思えば、しっかり印鑑が必要な金融機関もあるわけです。できればネット銀行側にならって欲しいと思うのですが、そうは行かない都合があるのでしょうか。
どうしても印鑑が必要なら、また以前のようにお届け印を押す欄を復活させて欲しいものです。セキュリティと言いますが、私とは別人物が印鑑を持って金融機関に行くことはいくらでもできるでしょう。印鑑ってそんなに最後の砦のような存在たるものなのでしょうか。