毎朝、家事が一段落するとブログ村で散歩をするのが私の楽しみです。以前からいろいろな方のブログを読むのが楽しみでしたが、やはりどこか自分と共通点がある方のブログを探しているような気がします。
骨粗しょう症って書いてあるとつい読んじゃう
今朝も骨粗しょう症の方のブログ記事を読みました。自分が骨粗しょう症なので、他の方はどのように対処しているのかが気になります。
この記事を書いている方は、骨粗しょう症以外にも病を抱えているため、痛みに苦しむことが多々あるようです。しかし、それを医師に伝えてもあまり取り合ってもらえず、「リハビリを続けて様子を見ましょう」と同じ言葉を繰り返し言われるとのことです。
実は私も最初に骨粗しょう症の治療のために行った整形外科医院が信頼できませんでした。そのため、通院をやめたのです。やはり取り合ってもらえていない、何だか投げ出された気持ちがすると感じたのは同じです。
もう診察しないと言われ…
骨粗しょう症の薬を飲んで治療をすることが決まり、「2週間に1度薬をもらいに来院してください」と言われました。最初に薬をもらいに行ったとき、窓口で診察券を出そうとしたところ受付の女性にこう言われました。
これからは診察はありませんから、一々診察券を出さなくても結構ですよ。何か医師に聞きたいことがあるときだけ、診察券を出してくださいね。
医師の診察もないまま、薬だけをずっと飲むのかと思ったら、とてもショックでした。ただ薬を飲むだけでは、効果が出ているのか出ていないのかもわからないではないか、と思ったのです。薬は一体いつまで飲むのか、それすらもわからなかったため、私はとても不安になりました。
せめて事前に医師から「◯年間を目安に薬を飲みましょう。◯年経った時点で、もう一度骨密度を調べましょう」などと言葉がけをされていれば、ずいぶんと違ったのではないかと思います。
事前の説明などは一切なく、もう診察はありませんと言われたことで、私の中にはその医院に対する不信感が芽生えてしまったようです。
私はその医院に通うことをやめ、薬はもともと通っていた内科の医院に頼んで処方してもらうことにして今に至っています。薬が効いているかどうかを知るために、骨密度はさらに別の医師に調べてもらっています。別に今でも以前と変わらない生活を送れています。
今、少しは落ち着いて考えられる
骨粗しょう症がわかって2年ほど経った今、考えると骨粗しょう症は急に良くなることがない反面、急に悪化をすることもないようです。
私の大腿骨の骨密度は若い人の半分程度しか(つまり50%台)ありませんが、それも10年以上かけて悪化した結果です。整形外科の対応は不親切だった思いますが、そこまで非常識なものではなかったのかもしれません。
数年間は診察をしなくても良いことから、「もう診察はしません」という言葉が出たのかもしれないと今は思っています。
ただ、通院をやめたことは結果的に良かったと思います。その整形外科はそれほど我が家から遠くはありませんが、2週間に1度薬をもらいに行くのはやはり大変でした。
それに、骨密度は調べる機器によってかなり違いがあります。私の正確な骨密度がわかったのも、その医院に通うのをやめて、自分で探した別の病院で骨密度を調べたからです。
あのときの自分については、何もそこまで悲観的にならなくても良かったのに…というのが今の正直な気持ちです。何か病気だと言われると、私たちはいつ治るの?と思います。
どんな病気でも、治るまでの期間をあまり長い目で見ることはないでしょう。私は『来月には良くなるかな?』などと考えてしまいますが、整形外科で扱う不調は、そんな考えに当てはまらないものがあるのかもしれません。
特に骨粗しょう症は、病気と言うよりも老化と言う方がふさわしいです。人間は生きていれば必ず骨密度が低下していきますから、これは治すことができない病気なのでしょう。しかし、それだけに付き合いが長くなります。
病と付き合っていれば、医師との付き合いも長くなります。医師も人間ですから、合う合わないがあるはずです。納得できなければ医師を変えて見るのも有りだと思います。
医師を変えたところで、すべてが解決するとは思いませんが、自分の不調について落とし所が見つかれば、心が穏やかになるかもしれません。
上記ブログのかりんとうさん、痛みが少しでも和らぐようにお祈りしております。医師を変えるとしても、骨粗しょう症の薬だけは、欠かさず飲めるようにした方が良いですよ。お互いに頑張って治療を続けていきましょう。