薬嫌いの夫も処方薬を服用中!服用に至るまでのいきさつと私の思いとは?

薬の服用 健康

私は橋本病で毎月通院、処方された薬を飲んでいますが、夫は薬が大嫌いです。医師に薬を処方されるということは医師の言いなりになること、金儲けの道具になることだと思っています。

夫が処方薬を服用するきっかけ・痛風

それでは夫は絶対に薬を飲まないのかというと、そうではありません。夫もまた毎月通院して薬を処方されているのです。夫はかなり前から尿酸値が高く、このままではいつ痛風の発作が起きてもおかしくないと言われていました。

私は何とか対策した方が良いと何度も言いましたが、何の症状も出ていないとき、夫は聞く耳を持ちませんでした。

こんなに尿酸値が高いのに、何の症状も出ないなんて、俺ってすごく強いんじゃない?

などと言っていたのです。その後足の先が真っ赤に腫れ上がり痛みが出ましたが、その時もまだ我慢できる状態だったようです。私の医師の診察を受けるようにという助言は無視されました。

しかし、数回足の先が真っ赤に腫れ上がった後で、とうとう痛みを伴う発作が起きました。最終的には痛みのあまり歩くこともできなくなり、夫はトイレに行くために這うこととなったのです。

尿路結石も

また、痛風だけでなく尿路結石の発作も起こし、救急車を2回も呼びました。

発作が起きてしまうと、医師の診察を受けたところで、できることは限られています(痛み止めの座薬を入れて、結石が出やすくなるように点滴をするぐらいしかできないようです)。

普段いくら薬が嫌いだと言っていても、痛いときは理性が働きません。普段から声が大きくてうるさい夫ですが、痛みをなんとかしろとひときわうるさくなります。

尿路結石のときの救急車も、夫が救急車を呼べと喚くから呼んだだけです。

薬の服用で病は収まっている…

結局、私が夫にこう言いました。

普段から医者の薬が嫌いなのは本人の自由だと思うけど、それなら尿路結石も痛風もどんなに痛くても我慢して。痛いときだけ騒いでもムダに決まっている!痛くなる前からちゃんと治療をするべきだよ。

夫は返事もろくにしませんでしたが、無事に治療を始め、処方された薬をちゃんと飲んで現在に至っています。治療を始めてからは痛風も尿路結石も発作は起きていません。

ただ、毎月通院する際には文句を言っていますが。最近になって高血圧の薬も加わったので、文句も増えたような気がします。しかし、薬の服用で一応の平安を得られているわけですから、薬を飲むことをそんなに悪く言わなくても良いと私は思うのです。

確かに薬には副作用があります。使いすぎ・頼りすぎは良くないに決まっています。しかし、ある程度の年齢になれば、薬のメリットとデメリットを天秤にかけたときにメリットの方が多いなら、薬を飲んでも良いと思います。

それは決して医師に言いなりになることではないと思います。どんなふうに生きるか、ではないでしょうか。薬を飲まず痛みを我慢するのも、適切に薬を使って痛みのない生活を送るのも、自分で選んだのなら尊重されるべきでしょう。

ただ、薬を飲まないでひどい発作を起こして救急車を呼ばないといけない状況は、明らかに家族を不安にします。これは大変な問題ではないでしょうか。

まあ、薬を飲まなくても困らない生活を送れるのが一番良いことですが…

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