次女の部屋のエアコン、修理と買い替えのどちらが良いか悩んでいます。
実はかなり昔に『スッパリと割り切って新品を買っていれば、損をしなくて済んだのに…』と思うことがありました。それは次女の眼鏡です。
フレームをムダにしないつもりが…
小学2年生から眼鏡が必要になった次女。小学3年生になったとき、度が合わなくあって買い替えることになりました。これから成長すると、否応なしに眼鏡のフレームも顔の大きさに合わなくなります。
そのときは2年生のときの眼鏡のフレームが使えそうだったので、レンズだけを新しくすることにしました。眼鏡店の店員さんは、「レンズだけを新しくしても、フレームごと新しくしても数千円の違いですよ」と言っていましたが、私は数千円の違いも積もれば大きいと考えてしまったのです。
ところがレンズを新しくして1週間もしないうちに、次女の眼鏡はツルの部分(眼鏡の耳にかける部分)がポッキリと折れてしまいました。話を聞いても特にどこかにぶつけたとか、転んだわけではありません。本を読んでいたら突然折れてしまったんだと言うばかりです。
レンズを購入した眼鏡店にすぐに行きましたが、ネジが外れたなら締め直して使えるが、折れてしまったものは修理できませんと言われました。フレームに合わせてレンズをカットしているため、買ったばかりのレンズは別の眼鏡に入れることもできないのだそうです。
眼鏡は消耗品?
つまり次女のためには新しい眼鏡を購入するしかなく、私は1万数千円のレンズをムダにしてしまったわけです。店員さんはこんなことを言っていました。
眼鏡のフレームは消耗品です。特にお子さんの場合は、大人と違って動きも激しいです。フレームはまだ使えると思うかもしれませんが、金属疲労を起こすリスクは必ずあります。
ただ、それをどう考えるかはお客様次第ですから、どうしてもフレームを使いたいと言われた場合、私たちはお止めしません。
夫はそれまでは、「眼鏡はレンズだけ新しくすれば良いんだよ。いちいちフレームまで新調するのはもったいない」と言っていましたが、このことがあってから、ピタリと言わなくなりました。まあ、昔に比べて眼鏡が買いやすい値段になったからかもしれません。
考えるきっかけにはなったかも
もったいないからと思ってしたことが、もっともったいないことになってしまうので、どちらが得かの判断は本当に難しいですね。次女の眼鏡、ツルが折れなかったら別に私も何も考えなかったでしょう。
無条件にどんなものでも、長い間使えばお得になる、ものを大事にしたことになる、と思っていたに違いありません。そして誰かに「え?子どもの眼鏡、いちいち全部買い替えるの?それ、もったいないよ」などと偉そうに言っていたかもしれません。
だとすると、考える切っ掛けをもらったわけですから、眼鏡のツルが折れてもすべてがムダになったわけではなかったのかも…な~んてね。