いつものスーパーから水が消えた!空の商品棚に不安が掻き立てられるとき、思い出したのは…

買えるものがない 生活

一昨日、いつものスーパーに買い出しに行ったところ、お米の棚は空っぽでパックご飯すらありませんでした。

米不足だから仕方がないと思っていましたが、ペットボトルの水までなくなっていたのには少々驚きました。宮崎県の後には神奈川県でも地震が起こり、心配なのはわかりますが、私が住んでいる埼玉県では、小さな地震があっただけです。

叔母のことを思い出した

人の不安ってスーパーの棚を空にするくらいの力があるんだな~、と変に感心してしまいました。そして、中越地震のときの叔母のことを思い出したのです。私の母は新潟県の出身です。叔母は母の妹で、ずっと新潟県内で生活をしていました。

地震当時、叔母が住んでいたマンションは壁に亀裂が入ったものの、すぐに危険ではなくとりあえず生活はできていましたが、食べ物に困ってしまったと言います。大きな地震を経験した不安からか、スーパーの食べ物を人々が買い占めたのです。

叔母は買い占めする人がいるとは夢にも思わず、いつもの調子で買い物に出かけたところ、スーパーの棚は隅から隅まで空っぽだったそうです。そのときの叔母は今の私くらいの年齢で、家には小さな孫もいました。

せめて孫の分だけでも食べ物を確保したいと思いましたが、叔母は誰にそれを訴えたら良いのかもわからず、黙って自宅に帰るしかなかったのです。叔母が「本当に買い占めはやめて欲しい」と何度も言っていたのは、忘れられません。

備蓄にも方法があると思う

災害時に備えて食べ物や飲み物を備蓄するのは決して悪いことではありませんが、一度に自分が安心するだけのものを購入するのは、よく考えてからにした方が良いのかもしれません。

流通が安定している平常時には特に問題ないかもしれませんが、大きな地震の直後などは自分が購入することで、他の誰かがそれを買えなくなることがあるかもしれないです。備蓄って、平常時に少しずつ揃えていくのが良いと思うのですが、どうなんでしょう?

まあ、平常時に備蓄品のことを考えられないのはよくわかりますが…ただ、地震の直後に人の分まで奪って、自分の家族のために備えても、気持ちよくないと私は思います。

それに空っぽになった商品棚って、なんだか不安を掻き立てます。すると、もっと買い占めしないといけない、という気分が高まり、社会全体が負の連鎖に陥るのではないでしょうか。

埼玉県民はもっと落ち着いて欲しいな~。東日本大震災のときのことが何一つ活かされていないような気がします。

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