先日、お囃子の役員会に出席した後、文句が止まらなかった夫。
昨日はお囃子に参加しているメンバーと電話で話をしていたところ、なんだか妙なことになりました。お囃子の会の会長に、もう退くように夫が言ったことになっているとか。
夫は10月の秋の祭りの後、みなで飲みに行った近所の店の中で、強い口調で「一体いつまで会長職にしがみついてんだよ!」と言ったそうです。
ありもしないことを言われてショックを受ける夫
確かに夫もその席にいましたが、昨日電話で話したメンバーも一緒にいました。夫はもちろん、メンバーも夫がそんなことを言った記憶は一切ありません。
夫はかなりショックを受けていました。夫は何かとぶつかることの多いお囃子の会長と、たまには楽しくやりたいと思って飲みに誘ったそうです。夫としては自分の好意を仇にして返された気がしたのでしょう。
夫はこうも言っていました。
役員会のとき、みんなは俺がそんなひどいことを言ったと思っていたのか…でも、俺は絶対に「いつまで会長職にしがみついてんだよ!」なんて言っていない。だって、お囃子の会長をやったって何にも俺に得なんてないんだから。
確かに後2年もすると、夫は自治会長をやる予定です。まだ仕事もしていますから、どう考えてもお囃子の会長まではできません。それにお囃子の会長も無料奉仕です。私が考えても、現在のまま会長を続けてもらった方が夫にとっても良いのです。
夫はお囃子の会長が嘘をついているとか、もしかすると妄想かも…などといろいろと言っていました。直接「なんでありもしないことを言ったんだよ」と問い詰めようかとも言っていましたが、私には良い方法には思えません。
会長は嘘をついたわけではない?
夫は確かに「いつまで会長職にしがみついてんだよ!」とは言っていないでしょうが、会長は日頃の夫との会話から夫がそう思っているんだろうな、と感じたのだと思います。
夫の言葉、行動、しぐさの全てからそう感じたのですから、会長にとってはそれが真実であり、決して嘘をついたつもりはなかったと思います。
夫の発した言葉を曲解したのかもしれないし、とにかく今となっては夫が言ったのか、言わなかったのかを確かめることでできないでしょう。
夫が他の役員の人たちに「俺はそんなことを言っていないんです」と言ったところで、どちらが真実なのかを確かめるすべはありませんから、言われた人たちも困ると思う…
結局、人が誰かに言葉を発した場合、自分の意図を正確に汲み取ってもらえるとは限らないことを忘れてはいけないということです。意図を汲み取るのはあくまでも相手。どんなふうに汲み取っても、それは相手の自由です、というか自分にはどうしようもできません。
あまりにも自分の意図とかけ離れていると感じたら、残念ですがそっと距離を置くしかないのでしょう。私も距離を置いた相手がいます。夫も会長と距離を置くなら、今のうちだと思うのですが。
それにしても、夫は会長たちと飲んでいる時にはお囃子関連の話題には一切触れていないと言っていました。だから、会長云々と言ったはずはないのだとか…それならやはり、会長の精神の問題なのか…人と人が付き合うって、本当に難しい。男も女も老いも若きもまったく関係なく難しいですね。
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