12月って気をつけて過ごした方が良いと思う、という内容の記事を書いたら、再びそれを強く実感することがありました。
中山美穂さんのことを知ってはいたけど
歌手で俳優の中山美穂さんが亡くなりました。彼女はまだ54歳。普通なら亡くなるような年齢ではありません。
私は特に彼女のファンというわけではなかったし、実家では歌番組は見せてもらえなかったので、中山さんにはそれほど詳しくありません。
もちろん顔と名前は知っていたし、特に歌番組を見ていなくても、彼女の歌を耳にする機会はたくさんありました(コマーシャルにもよく彼女の曲が使われていた)。多分、私と同年代で中山さんのことをまったく知らない、という人はいなかったと思います。
中山さんはまさしく時代を代表する芸能人の一人だったわけですが、当時の私は彼女があまりにも美しい顔立ちだったため、ちょっと愛想がない感じがするな…などと思っていただけでした。つけいる隙がないくらいの美しい顔だったのです。
亡くなってからその価値を認識した
昨日、中山さんが亡くなったことで、報道番組ではたくさんのヒット曲が流されました。確かに私の知っている曲がいくつも流れて、当時のことが思い起こされる気がしましたが、なぜかどの曲もヒットしていた当時よりも良いと思いました。
こんなにも美しくて心に染み入る曲を歌っていた人だったのだと、昨日私はやっとわかったような気がします。もう手に入らなくなって初めて、その価値がわかるのが人間というものなのでしょうか?それともそんなのは私だけなのでしょうか。
これでまた、私が若い頃から活躍していた人が亡くなりました。それを経験する度に、自分の人生も着々と終わりに近づいているのを実感します。テレビで訃報が流れる度に『次は自分だ』と思いますが、まあ、これはこれで仕方のないことですね。
テレビで流れる訃報には、人生が終わりに近づいていることを私に覚悟させてくれる効果があるのかもしれません。
次は自分、これは自分ではどうしようもありませんが(だって年は増える一方です)、せめて身の回りにあるものの価値をわかっていたいと思います。失って初めて価値がわかってうろたえることがないようにしたいです。
正しくそのものの価値を知ろうとすることが、一生懸命に生きるってことなのかもしれないと思うのです。一生懸命に生きていれば、最期の後悔も少ないかも…
自分でできる限りの注意をしよう
それにしても、たとえ5歳でも6歳でも自分よりも年下の人が亡くなるとギョッとします。中山さんは浴室で亡くなっていたことから、ヒートショックが原因ではないかとも言われています。
本当に他人事ではありません。この週末から寒さが本格化するようです。みなさんも充分にご注意ください。入浴する際は、脱衣所を温めましょう。最後になりましたが、中山美穂さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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