夫が昨日職場から帰宅したときに、こんなことを言いました。
同じ部署で最近、仕事を休んだ人は医者に行ってない人が多いんだよ。ただ、家で寝ていて熱が下がったら出てくるんだ。そんなことでいいのかな?
夫は同僚から感染したインフルエンザが治ったばかりで、まだ本調子ではありません。夫がこの人から感染した!と主張している同僚は診察を受けて、インフルエンザだと診断されています。
医師による診察の意味
私がインフルエンザになった30年前は、別に検査もしませんでした(できなかった)。症状からインフルエンザでしょう、と判断されただけだったのですが、とても無理をして仕事ができる状態ではなかったと思います。
ただ、医師にインフルエンザだと診断され、感染力が強いので学業や仕事は休みなさい、と言われることで、何事も休みやすくなります。それが結果として身体の回復を早めて、他の人への感染も防ぐことになるのでしょう。
自己判断でただのカゼだからと、自宅療養をしていたら、熱が下がれば出勤したくならないでしょうか。インフルエンザの場合は発症(発症当日は0日とカウントします)から5日経過し、かつ解熱してから2日が経っていないと、他の人に感染してしまうかもしれないそうです。
この最後の詰めが甘いから、インフルエンザはどんどん感染拡大を続けているのかもしれません。
まあ、夫の同僚という人は、医師の診察を受けたにもかかわらず、2日間しか休まず、しかもゴホゴホと咳をしながら出勤してきたそう(この時点で別の人に感染した)なので、あくまでも個人の考えによるのだとは思いますが…
インフルエンザなのに出勤する人は…
最近ではインフルエンザ・ハラスメントという言葉もあるそうです。
インフルエンザなのに休ませてもらえない場合だけでなく、インフルエンザなのに出勤してきて、周りの人たちを感染させる(感染の可能性を与えることも含まれると思います)こともハラスメントに当たると考えられているのです。
本当に夫の同僚のような、周りの人たちをインフルエンザに感染させる行為はハラスメントとして厳しく糾弾して欲しいと思います。そして同時に、自分も悪気なくハラスメントをするかもしれないと考えるのを忘れないようにしたいです。
医師の診察を受けるのは自由だけど
夫はインフルエンザの可能性があるなら、絶対に医師の診察を受けるべきだと主張していますが、私は医師の診察を受ける受けないは個人の自由だと思います。
高熱を発している場合は、診察を受けるために家の外に出るのも苦痛でしょう。しかし、自分の症状から少しでもインフルエンザの可能性があると思ったら、何日休めば出勤して良いのかを考えるべきです。
それに30年前と違って現在はインフルエンザにも治療薬があります。少しでも早くラクになりたい人は、治療薬を処方してもらうためにも、医師の診察を受けると良いと思います。
まあ、この治療薬、夫にはほとんど効果はありませんでしたが…夫はすごく期待していたようで、散々「全然ラクにならない!治らない!」と文句を言っていました。
ところで、結局私はインフルエンザを発症せずに今日に至っています。どうやら夫からは感染しなかった模様です。感染しなかったのは嬉しいですが、インフルエンザに振り回された感はすごくあります。感染していないのにもうこりごり…って一体どういうことなんんでしょう。
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