定期的に襲ってくる長女の不眠原因は発達障害それとも遺伝見ているだけでも辛くなるが

今日は仕事に行く予定だった長女。だから私も朝、ちゃんと起きたのですが（弁当を作ったりするため）、朝起きてきた長女は「昨夜も一睡もできなかった…あまりに辛いから今日は休むね」と言います。

昨夜も、というのは、昨日もやはり仕事だった長女は朝3時ごろに目が覚めてしまい、それから眠れなかったのです。2日続けてほとんど眠れないのでは辛いですよね。

定期的な不眠に悩む長女

長女は仕事の前日に眠れなくなることが多いです。仕事はコールセンター業務なので、ストレスは多いと思いますが、それをもう5年以上も続けており、同僚との関係も良好のようです（プライベートでも一緒に出かけたりしている）。決して今の仕事が嫌だから辞めたいと考えているわけではないようです。

定期的にやってくる不眠は長女が発達障害（グレー）なのと、関係があるのかもしれません。以前も不眠に悩んでメンタルクリニックに行った長女は、そこで簡易的な検査を受け、発達障害の疑いが極めて高いと言われました。

発達障害の人は脳が過剰に働くことが多く、その状態だと眠るどころではないそうです（長女を見ていると、その説明はすごく腑に落ちました）。長女の不眠を抑えるには、脳の過剰な働きを抑えることが欠かせないため、発達障害の人が飲むお薬を飲みましょう、ということになったのです。

ただ、その薬は長女には副作用も多く、これを一生飲み続ける気にはならない！と長女は自分で判断。通院も服薬も辞めてしまいました。長女の脳は、今も本人が休みたいときなど関係なしに過剰に働いているのか…

四六時中、長女は眠れないと言っているわけではないですが、一晩中眠れなかった…となることはなくなりません。眠れないなら眠れないでも、対処法があれば良いのですが、睡眠導入剤もうまくいかなかったようで、事実上眠れないことに対しては無策の状態なのです。

発達障害って、ちょっと前までは殆ど知られていなかったと思います（私も知りませんでした）。夫などは「誰にでも特性はあるんだから、発達障害っていうラベルを貼るのはどうかと思う」と言うくらいの認識でした。

それでも、眠れないと苦しむ長女を見ているとなんだか不安になってきます。ちょっとした不調があっても、ぐっすり眠れれば少しはマシになる経験は誰にでもあるでしょう。だとしたらちょっとした不調が眠れないことで、深刻になることもあるのではないか…と思えてしまうのです。

だとしても、本人が薬が嫌だと言っているわけですから、服薬した方がいいよと言うこともできません。

私は長女を妊娠中に不眠に悩んだことがあります。あのときはまだ会社員だったのに、1日3時間程度しか眠れず、本当に辛かった…出産後は退職したものの、やはりまとまった睡眠はとれず、イライラすることも多かったです。

この不眠は子どもの成長とともに、自分の体調が良くなったためでしょう。いつの間にか気にならなくなりました。今では調子が良ければ一晩に8時間近くも眠れるようになったのです。

私のように長女の不眠も歳とともに改善すると良いのですが。長女を見ていると、まさか私の妊娠中の不眠のせいなの？とあらぬことを考えてしまいます。

長女は今日眠れなくても、明日は必ず仕事に行くと言っています。明日は雪が降るかもよ…大丈夫かな。