夫のトラブル相手は次男坊・そこで思い出すいろいろなこと…次男は潰れた栗の実なの?

次男は辛いよ 生活

先日、役員仲間と飲みに行ってトラブルに遭遇した夫。

心から謝罪するも受け入れてもらえないばかりか、「仕返ししてやる」と言われ、それならもういいや、と開き直ってしまいました。我が家もトラブル相手の家も代々この土地に住んでいて、お互いによく知っています。

夫も男ばかりの三兄弟ですが、トラブル相手もまた三兄弟です。夫は長男ですがトラブル相手は次男。ちょっと考えてしまうところがありました。

次男には癖があるの?

実は私の父も三兄弟の次男です。父は自分で次男はちょっと癖があるかもしれないな…と言っていたのです。父によると、長男は跡取りとして大切に育てられ、三男は末っ子として可愛がられるが、次男はどちらでもない。放って置かれるのが次男だ、と言うのです。

栗の実がイガの中に3つ入っているとき、両側の実は丸々と大きくなるが、真ん中の実は潰れて貧相になっていることが多いです。父はその潰れた栗の実が次男だと言い、こんなことまで言いました。

自分は次男だから広島から東京に出ることができた。これが長男や三男なら決して許されなかっただろう。次男は遠くに行っても構わない存在だったんだよ。

確かに夫の弟(次男)も、養子に出される予定があったと言います(結果的には出されませんでしたが)。そのときのことを祖母がこう言っていました。

長男は跡取りだから養子には出せないし、三男は可愛くて手元に置いておきたかったから、次男を養子に出すしかなかったんだよ。

次男は存在を主張したい?

次男って自分の存在を守るために、いろいろと知恵を絞って生きてきたのかもしれません。父のように勉強をして良い成績を収めることも知恵の一つだし、夫の弟のように誰にでも愛想を振りまく生き方も知恵の一つだったのかもしれません。

そうして、夫のトラブル相手もまたその知恵を使って生きているのかもしれないな、と思ったのです。

彼は自分の気に入らない相手をとことん言い負かそうとし、言うことを聞かなそうな相手は脅迫することで、自分の存在を脅かすものが、決して自分に近づけないようにしているのではないでしょうか。

トラブル相手のとにかく自分が正しい、他の人が間違っている、と訴える姿勢。これはきっと幼いときの『もっとこっちを見て、僕を構って欲しい』という気持ちと根っこが同じような気がします。

そう考えると、ひどい人だと思う気持ちも段々と収まってきました。大体、悪口を先に言った人が悪いんですから。

夫もなかなか許してもらえないとなると「昔からあいつは自分だけが正しいと思っているようなやつだった!人の話なんか聞かないし、面倒くさいやつなんだよ」と言うようになりました。こんな調子では本当に悪口に相槌くらい打っていたかもしれませんね。

自分で考え方の癖に気がつければ…

まあ、父の場合は自分で僻んでいただけかもしれません。父の兄も弟も「東京に出してもらえたのは、〇〇(父の名)だけや。本当に〇〇は自慢の息子だったんやで。俺たちは羨ましかったわ」と言っていましたから。

みんなが同じものの見方ができるとは限りませんが、自分の見方がちょっと偏っているなと気がつけば、今回のようなトラブルは避けられるかもしれません。

でも、なかなか自分の考え方の癖には気がつけないですよね…指摘されたら返って腹が立ちそうだし…それに今は長男だろうと次男だろうと、のびのびと育てる時代になったのでしょう。多分。

次男だからって、どうということはないに違いありません。

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