測量のときにはお礼をするもの?お礼をしなかったら、非常識?それなら誰か教えて欲しかった…

測量 生活

もう、何回も書いていますが、夫とその弟が土地を売ることになりました。契約も済んで、実際に土地を売る準備段階に入ったわけです。

測量に立ち合ってもらったらお礼が必要?

土地を売るときに必ず行われるのが測量です。これ、土地の面積を測るだけでなく、境界線をハッキリさせる目的もあるそうです。だから、自分の土地の隣に住んでいる人にはすべて立ち合ってもらう必要があります。

我が家でも過去に土地の測量をしたことがありますが、測量に立ち合ってもらった隣人たちに特にお礼などはしませんでした(暑い時期に飲み物を渡すくらいはした)。

しかし、夫も他家の測量に呼ばれることがあり、そのときに「わざわざ仕事を抜けてきてくれたんだから」と、お礼の金品をいただくことがあったのです。そして、その後どうやらこの地域では、お礼の金品を渡す方が多数派であることもわかりました。

先日、無事に弟の土地は原状復帰がかない、今度は測量だという話になりました。多分弟の代わりに夫が測量に立ち合います。それで夫が「測量のときにウチはお礼を渡していなかったな。非常識なウチだと思われただろう」と言ったのです。

知らなかったんだから仕方がないと思うが…

確かにわざわざ時間を割いて測量に立ち合ったのに、お礼の一つもないと思われたかもしれません。しかし、測量に立ち合ってもらうのにお礼が必要とは、私は考えもしませんでした。

考えもしなかったので、調べもしませんでした。少しでも『こんなときは何かお礼をした方が良いだろうか?』と思えば、自分で調べたのかもしれませんが…

大体測量って、誰でも必ず経験することではありません。実際に私の実家の両親は人生のほとんどを分譲団地で生活したので、亡くなるまで測量の経験はありませんでした。親が教えてくれないとなると、一体どこで知ればいいのでしょうか?

知らないというのは、ただその機会に恵まれなかっただけのことです。夫は非常識と言いますが、知らなかったことは、これから知っていけば良いことでしょう。非常識と切り捨てるのは何だか悲しいな…と思わずにはいられませんでした。

私は常識知らずなのか?

実は長女が小学校に入学するとき、似たようなことがありました。入学式を終えて、最初に通学班で登校するとき、この地域では通学班のメンバーにちょっとした贈り物(ハンカチとかノートとか)をするのが習わしだったのです。

私はそんな習わしは知らなかったし、夫の両親は早く亡くなっており、事前にその習わしを教えてくれる人がいませんでした。長女がすでに登校した後、ご近所の人から「今更遅いかもしれないけど、登校初日には何かしら配るんだよ」と教えてもらいました。

隣の地区に住んでいる人には、この習わしはずいぶん前にやめたと言われました。「ゆみこねこさんの地区は、やっぱり義理堅いんだよ。大変だね」とも。私が住んでいる地区は長男が住んでいるため、昔ながらの習わしが残っているんだろうと言うのです。

結局、私は通学班のメンバーに贈り物をすることはありませんでした。人に言われて慌てて用意するのも、その地区だけの習わしが、まるで世間の常識のように思われているのも癪でした。

それに年長の子が幼い子を学校に連れて行くのは、当然のことという思いもありました。私も通学班の班長をした経験がありますが、別に1年生の親からよろしくと言われたこともなければ、何かいただいた記憶もありません。

それでも別に何も思わず、毎日通学班の旗を持って登校しました。まあ、贈り物をもらって嫌な人はいないので、贈り物をすること自体を否定はしませんが、どうもいちいち面倒くさいな、という思いが勝ってしまったようです。

いやぁ、常識って何なんでしょうね?この歳になってまだ『自分は常識知らずかもしれない…』と思うのは、やはり自分が常識に縛られているのかもしれません。

ところで、夫に通学班のメンバーに贈り物をする習わしについて話したところ、全く知らないと言っていました。それに自分はもらった記憶もないと…この習わし、夫の家の常識ではなかったのかもしれません。本当に常識は難しい…

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 にほんブログ村 主婦日記ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 主婦日記ブログ 子育て終了主婦へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました