昨日、私が住んでいる埼玉県内は夏日続出と報道されていました。私は年齢が進むにつれて、初夏の陽気くらいでは半袖にならなくなりました。下手に半袖になってしまうと、ゾワゾワと寒気を感じることが多くなったのです。
娘たちに暑い、暑いと言われ…
昨日はこれくらいなら半袖になっても大丈夫、と確信した上で半袖のTシャツを着用。寒気は感じませんでしたが、暑くもなく、まあちょうど良い陽気なのだろうと思っていました(少々湿気は感じましたが)。
ところが別々に1階のリビングに来た娘たちが口々に言うのです。
「この部屋、暑いよ。ゆみこねこたちは大丈夫なの?」
次女など、すっかり日が沈んでからも同じことを繰り返し口にします。しまいにはちょっとイラッとしてきました。そんなにこの部屋が暑いならサッサと自分の部屋に戻ればいいと思いました。
しかし、よくよく考えると私と夫の暑さを感じるセンサーが年齢のせいで鈍くなっているとも考えられます(夫は若い頃からエアコンが嫌い)。お年寄りは暑さを感じにくい、これは知識として知ってはいましたが、まさかもう自分に当てはまるようになっていたとは思いもしませんでした。
まあ、温度計を確かめたらまだ27度くらいだったので、私の温度センサーは完全にダメになってしまったわけではないようです。ただ、次女は夏にリビングに来ると、「この部屋湿度が高いんじゃない?すごく不快な感じ」と言うので、昨日もリビングは湿度が高かったのかもしれません。
歳のせい?冷たい風が痛く感じる
自分が暑い、暑いと言われて感じたのは反発心でした。私に関して言えば、年齢とともに冷たい風(エアコンでも自然のものでも)が刺激として感じられるようになりました。
冷たいが痛いと同義語になってしまったのです。暑くてどうしようもなくしんどいなら、エアコンをつけようと思うでしょうが、自分はまだまだ暑くないと思っているのに、わざわざしんどくなる、コストもかかるエアコンをつけようとは思えません。
なんとなく、世の中の頑なにエアコンをつけようとしないお年寄りの気持ちが、わかるような気がしました。冷えて嫌なのではなく、もう痛みとして感じるから、お年寄りはエアコンが嫌なのではないでしょうか。
確かに一枚余計に羽織れば、冷たい風の刺激を和らげることができるでしょう。しかし、お年寄りたちは一枚羽織るくらいなら、最初からエアコンをつけなければ良いと考えてしまうのに違いありません。
それでも体温を下げた方が良いのだと説明できるかどうかが、お年寄りがエアコンをつけるための鍵になるな…などと考えてしまいました。
まあ、どこかのお年寄りよりも、今の自分を守る方が先決ですね。夫ともども、熱中症にならないように気をつけて過ごしていきたいです。私の温度感覚が今ひとつ変なのは、橋本病のせいもあると思います。
橋本病になると寒がりになると言われているので、私もそうなのかも…甲状腺ホルモンをちゃんと補っているから、もう橋本病の症状は出ていないはずなんですが。
今年も5月になっても手がかじかむので大変でした。手がかじかむところから、一気に熱中症の心配をする季節になってしまう…最近の日本は住みにくいですね。
冷たい風を痛いと感じる人って、他にもいるのかな?ちょっと知りたいです。


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