先日、遠縁の女性が主催するワークショップに行ってきました。もう誘いを２回続けて断っているので、たまには…という気持ちが出てきたのです。
今回のワークショップはアロマテラピーについて初心者にも理解できるように、講師を招いて解説をしてくれるとのことで、これなら私にも楽しめるかな、と思いました。
アロマは自分への投資になる？
遠縁の女性はかねてからある企業のアロマを愛用していて、アロマに関する資格も取ったそうです。だから講師と言っても、遠縁の女性とは友人関係にあります。
紹介されたアロマオイルはどれも自然の原料のみを使っているので、普通の香料などが嫌いな私にも受け入れやすいものでした。受け入れやすいだけでなく、安全で食品に加えても（しかも味が良い！）、肌に直接塗っても大丈夫というところも気に入りました。
しかし、質の良いものは普通のものよりも高価です。小瓶のアロマオイルが５千円ほどもするので、何本も揃えて使いこなすのは無理だと思われました。実際に「今お金に余裕がないので」と断っている出席者もいたのです。
私の遠縁の女性も講師を勤めていた女性も口を揃えてこう言いました。
本物のアロマを使えば、絶対に人生が変わります。健康が手に入り、気持ちも前向きになりますよ。確かに高価なアロマですが、自分への投資ですから、決してもったいなくありません。家庭の主婦は家族のことを優先してばかりですが、もっと自分を大切にした方が良いですよ。
自分への投資、こんな言葉を耳にしたのは久しぶりです。確かにアロマで健康になれば、人生が変わるのかもしれませんし、そうしたら１本５千円くらいの値段が何だというのでしょう。
しかし、今の私が急に５千円くらいのアロマオイルを買うのは無理があると思いました。
親戚を通しての買い物は厄介だ
アロマオイルは使ったら減りますから、それを継続的に買う必要があります。私は買うたびに『もったいないな』と思うはずです。効果が出てくればそんな思いはなくなるのかもしれませんが、それまではずっともったいないとか、辛いとか思うのでしょう。
しかも私がアロマオイルを購入するとしたら、もう知り合って３０年になる遠縁の女性を介することになるわけです。できれば親戚を介してものを購入したくありません。親戚ということで、気安く買い物ができると思われるかもしれませんが、なかなか購入する側も気を使うのです。
そんなのは私は嫌です。もし、本当に自分への投資と思うのなら、こんなことは考えずに「それを買います。売ってください」と私は言うはずです。自分への投資は人から言われてやるのではないはずです。自分が投資だと思わないと、本当の投資にはならないでしょう。
やはり参加して良かったのかな？
まあ、今のところ私は自分への投資をまったくしていません。身だしなみも全くかまっていませんし、何か勉強しているわけでもないし、娯楽もほとんどありません。
久しぶりに自分への投資ってなんだろうと考えただけでも、今回のワークショップに参加して良かったのかもしれません。しかし、またすぐに次のワークショップへのお誘いがくるはずです。これ、一体いつまで続くんだろう…（遠い目）。
遠縁の女性に悪気は一切ないのはわかっています。だからこそ、無碍に誘いを突っぱねる事もできずに困っているのです。私がもっと真剣に自己投資をするような人間なら、そもそもこんなことには誘われないのでしょうか。
よろしくお願いします。
